先日、とある雑誌から原稿執筆の依頼を受けました。
独立してHPやブログなどのWEBをやっていなかったら、一生できなかったかもしれない経験でしたので、あらためて独立とWEBをやってよかったなと感じています。
目次
原稿執筆依頼をいただいた経緯
ホームページの税務記事をご覧になったことがきっかけで、ご依頼をいただいたのですが、最初は雑誌に文章を書く自信がなく(ブログやHPでも四苦八苦しているのに)断ろうかとも考えていました。
ただ、こういう機会もなかなかないだろうし、自分の殻を破るいいチャンスかもと考えて、引き受けることにしました。
ご依頼をいただいたのは、こちらの「月刊経理ウーマン」を発行されている株式会社研修出版さんです。
定期購読の雑誌なので、書店で購入することはできません。
内容は経理ウーマン(男性ももちろん可)を対象にした経理・税務・労務にわたる情報が満載の雑誌で、税理士や社労士などその道のプロの方々が記事を書いてらっしゃいますが、税理士の私が読んでも参考になる記事がたくさんあります。
有名なブログを書いておられる税理士の方々もいますので、自分なんかが書いてもいいのかなと気後れしてしまいました。
こちらの記事をご覧いただいたようで、ご依頼いただいたテーマが「中小企業経営強化税制」。この平成29年4月から始まった制度です。
この記事は、中小企業庁の説明会に出た後に、そこでもらった資料をもとに書いたので、ある意味、自分自信でインプットするために書いた記事なのですが、この記事がきっかけとなりました。
原稿を書くことの苦しみ
普段、HPやブログで文章を書いていますが、WEBなら間違っていても、あとでコッソリ直しておくことはできても、雑誌だとそうはいきません。
なので、プレッシャーが重かったです。
また、始まったばかりの制度で情報が乏しく、締切のギリギリまで中小企業庁の説明会に参加したり、税務通信などから情報を集めたりしました。
依頼いただいた文字数が5600字から6400字でしたが、この字数になかなか届かなかったので、細かいところをいろいろ肉付けすると、この制度を知らない方に対する情報としては重すぎるのではないかと考えたり、いろいろと試行錯誤の繰り返しでした。
原稿を書いたことで得られた気づき
普段のブログやHPの記事の文字数が1,500〜3,000ですので、その2倍から4倍の文字数になります。
普段の調子で書いてしまうと、書いてるうちに軸がブレてきて、何を書いているのか方向性がわからなくなってしまったので、書き方を変えてみました。
まず先に、さらっと骨組みを書いて、そこに必要な情報を肉付けしていくという方法です。
実は、現在、研修出版さんから別テーマでご依頼をいただいていて、今回は最初からこの方法で書いているので、前回に比べてかなりラクに感じています。
文章を書くプロの方からすると当たり前の方法なのかもしれませんが、まだ素人同然の私には新たな発見となりました。
これはもちろんブログやHPに記事を書くときにも活かせますね。
独立とWEBどちらかだけでは巡ってこなかったチャンス
今回の経験は、独立しただけ、ブログをやっているだけではできなかったでしょう。
独立した税理士がWEBに書いた税務記事であったから、編集の方の目に止まってチャンスを頂けたのだと思います。
独立前は自分の書いた文書が本に載るなんてことは、まったく想像できなかったことで、独立してからも想像していませんでした。
つい4、5年前は独立なんてする気もなかったし、できる器でもないと思っていましたから、この4、5年で自分の意識と環境が大きく変わったなと実感しています。
税理士の業界では、ちっぽけな存在の「ひとり税理士」かもしれませんが、独立×WEBの力を借りれば、つめ痕くらいは残せるかなと思います。
まとめ
今日は手前味噌的な記事になってしまいました。
独立してからは、未知の経験をすることが多いです。
営業然り、HP然り、ブログ然り、そして今回の原稿執筆然り。
未知のことを始めるのは大変エネルギーがいりますが、やって得られる経験値は大きいです。
今回は、引き受けるかどうか迷いましたが、思い切って飛び込んで良かったと思います。
◆編集後記◆
今日は昼間いろいろあって、夜の更新となってしまいました。
なんとか日付をまたがずに更新できそうでひと安心です。
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山端一弥
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