先々週、森慎二コーチが急逝されてから勝てない状態が続きました。
森コーチの告別式にウイニングボールを届けるためには、7月3日の試合がラストチャンス。
果たして、ウイニングボールは間に合ったのか。
目次
2017年7月3日〜7月6日 対日本ハム戦
7月3日
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 5 | 11 |
F | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 |
7月4日
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
F | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
7月6日
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 7 |
F | 0 | 1 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 6 |
変則的な日程で、月・火曜日に東京ドームで、一日おいて木曜日に札幌での日本ハムとの対戦でした。
森コーチの告別式は7月4日に東京で行われましたので、3日の試合に勝てばウイニングボールは間に合います。
普段は試合のない月曜日に試合があること、日本ハムの主催試合ながら東京ドームでゲームがあることなど、何かのめぐり合わせか、1軍選手全員が告別式に参列できて、しかも森コーチにウイニングボールを直接届けることができるチャンスを、野球の神様に与えられたような気がします。
普段の日程なら、日曜日のゲームで負けた時点でアウトでしたからね。
選手もいつも以上に気持ちが入っていたようで、先制されるもおかわり中村の2本のホームランなどで逆転し、9回には全員攻撃で、一挙5点を取り快勝となりました。
中村がヒーローインタビューでも「負けて明日を迎えたくなかったから」と少し目を潤ませながら答えていたのが印象的でした。
そして翌日の告別式には、ウィニングボールが棺に入れられ、中村のホームランボールがご遺族に渡されたそうです。
ひとつ勝つと肩の荷がおりたのか、そのあとの2戦目、3戦目も勝って3連勝。
2戦目先発の野上は、その日の先発ながら昼間の告別式に出たうえでの6回2安打1失点での好投で、森コーチに勝利を捧げることができました。
野上もヒーローインタビューで目が潤んでいたように見えましたが、インタビュー後は笑顔で森コーチのユニフォームを掲げて勝利の報告をしていました。
3戦目の先発は、新外国人のファイフでした。
ウルフのように球を動かして打ち取るタイプらしいですが、この日は球数も多く苦しいピッチングでした。
ただ、今回で見限られる内容でもなく、あと2、3回は見てみたいなと個人的には思いました。
今年は、日本ハムにはこれで11勝2敗とかなりのお得意様になっています。
よく考えたら、パ・リーグ相手で勝ち越しているのは、日本ハムとロッテだけですから、今3位にいるのも日本ハムとロッテのおかげであって、今の順位に満足してはいけません。
他からも勝たないと先行きが少し不安です。
2017年7月7日〜7月9日 対楽天戦
7月7日
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 5 |
E | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
7月8日
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 |
E | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | X | 4 |
7月9日
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
E | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | X | 5 |
1戦目はエース菊池が、ここ2戦の鬱憤を晴らすかの快投で、しかも志願しての9回140球の見事な完封でした。
苦手の辛島を攻略しての勝利で、日本ハム戦からの勢いそのままのゲームでした。
が、それもここまでで、2戦目、3戦目はしょっぱいゲームになってしまいました。
まあ、2戦目の楽天先発の美馬は、今年は絶好調でなかなか打てませんね。
この試合もまったく手が出ず、脚がつったとのことで6回で降板してくれましたが、完封されそうな勢いでした。
敗色濃厚のなか、1軍に上がったばかりの山川が8回にハーマンから放った代打同点2ランがキラリと光りました。
同点に追いついて色気づいたのも束の間、8回裏に守備の乱れで再びリードされました。
この回から替わったシュリッターが先頭に四球のあと、炭谷のバント処理の送球が遅れます。
映像で観たときは「何で投げへんねん」と思いましたが、シュリッターが送球のコースに入っていたのにしゃがんでいなかったので、送球が遅れたのことです(シュリッターデカイからね〜)。
これだけにとどまらす、シュリッター自身が、バント処理をミスして、ピンチ拡大。
あとはいうまでもありません。。
3戦目はこのところ勝てていないウルフが先発。
ひところの安定感が揺らいできました。
この日も初回にメヒアの3ランなどで4点もらいながらも、2点を返されます(エラーが絡んでしまったのでチョットかわいそうでしたが)。
その後4−4の同点に追いつかれるも、なんとか踏ん張りましたが、この日は打線がゲッツー祭りに^^;
初回こそ4点取りましたが、その後、1死1・3塁が2度、1死満塁が1度あるものの、全部ゲッツーで無得点。
特に7回は、今シーズン自責点0の福山から作ったチャンスだったのですが、中村がはかったようにゲッツーと。
こうなるとゲームの流れは楽天に傾いていきますよね。
7回裏に武隈が打たれて4−5で敗れてしまいました。。
2戦目はもともと負けゲームだったのを一旦追いついたので、それほどショックはないですが、3戦目は初回に4点先取しているのですから、これは勝たないといけないゲームでした。
ただ、山川の一発は明るい材料で、後半戦は彼に期待したいところです(チャンスを与えて欲しい)。
先週のまとめと今週の展望
今週は、首位楽天には1勝2敗と負け越しましたが、トータルでは4勝2敗と数字上は十分でした。
ただ、やっぱり上位チームには勝ち越さないと、どんどん差が広がっていってしまいます。
楽天との日曜日の試合は、チャンスであと一本でていれば勝っていたかもしれませんし、紙一重のところでしたが、ここが今の楽天と西武の順位の差なんだろうなと、ガックリ来てしまいました。
今週は、また月曜日に試合があり、先週の木曜日から7連戦と前半戦の山場となっています。
幸い、勝ちパターンのリリーフ陣を酷使する状況にはなっていないので、あと千葉ロッテとの3連戦は総動員で勝ちに行って欲しいところです。
西武の先発予想は、多和田、岡本洋介、野上、でしょうか。
対する千葉ロッテは、スタンリッジ、二木、チェンかな?
◆編集後記◆
早起きしての早朝ランがなかなか実行できない(起きられない?)ので、夕方ランをしてみようかと検討中です。夕方でも熱中症には気をつけねばなりませんが。
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山端一弥
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