合同会社の設立届出書をeLTAXで電子申請する際に、添付書類である定款と登記簿謄本をPDFで添付できなかったので少し検証してみました。
目次
考えられる原因
私の環境は、MacにParallels Desktopというソフトを使って仮想環境にWindows10を入れて使っています。
この環境で考えられる原因を考えてみました。
仮説1 eLTAXがWindows10に対応してないのではないか?
仮説2 仮想環境のWindowsでは添付できないのではないか?
仮説1の検証
設立届出書を提出しようとしたときは、2016年の4月でしたので、この時点ではeLTAXは正式にWindows10への対応はしていませんでした。
eLTAXのヘルプデスクに聞くと、Windows10が原因かもしれないということなので、Windows8.1のSurface pro3で試したところ、すんなり添付でき、送信することができました。
やはりWindows10が原因だったのかとそのときは思いました。
仮説2の検証
2016年の6月28日にeLTAXのWindows10の動作検証の結果が公表されていたので、これで添付できるかと思い、同じようにMacの仮想環境下でのWindows10でPDFを添付できるか試したところ、以前と同様に下記のメッセージが出て添付できませんでした。
そこで、MacとSurface pro3以外にもう1台Windows7からWindows10にアップグレードしていたPCがあるので、そのPCで試してみることにしました。
結果は下記のとおり添付することができたのです。
どうやら、原因は仮想環境下でのWindows10のようですね。
また、ActiveXコントールが有効になっていないのかも確認しましたが、有効になっていました。
そのほか、添付ファイルの保存場所がOneDriveだったので、保存場所をデスクトップに変えてみましたがダメでした。
まとめ
なぜMacの仮想環境下でのWindows10ではダメなのか原因はわかりませんでしたが、現時点ではファイルの添付ができません。
私は、eLTAXの電子申請はWindows10専用機で行うことになりそうです。
Windows10でeLTAXが使えることがわかったので、Windows10の無償アップグレードの期限(2016年7月29日)までに、Windows8.1のSurface pro3はアップグレードする予定です。
◆編集後記◆
税理士事務所の屋号を変えようか検討しています。
税理士会に確認して問題がなければ進めてみようと思います。
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山端一弥
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