eLTAXでPDFの資料添付ができない場合がある?

ファイル 2016-07-07 11 50 58

合同会社の設立届出書をeLTAXで電子申請する際に、添付書類である定款と登記簿謄本をPDFで添付できなかったので少し検証してみました。

スポンサーリンク

目次

考えられる原因

私の環境は、MacにParallels Desktopというソフトを使って仮想環境にWindows10を入れて使っています。

この環境で考えられる原因を考えてみました。

仮説1 eLTAXがWindows10に対応してないのではないか?

仮説2 仮想環境のWindowsでは添付できないのではないか?

仮説1の検証

設立届出書を提出しようとしたときは、2016年の4月でしたので、この時点ではeLTAXは正式にWindows10への対応はしていませんでした。

eLTAXのヘルプデスクに聞くと、Windows10が原因かもしれないということなので、Windows8.1のSurface pro3で試したところ、すんなり添付でき、送信することができました。

やはりWindows10が原因だったのかとそのときは思いました。

仮説2の検証

2016年の6月28日にeLTAXのWindows10の動作検証の結果が公表されていたので、これで添付できるかと思い、同じようにMacの仮想環境下でのWindows10でPDFを添付できるか試したところ、以前と同様に下記のメッセージが出て添付できませんでした。

キャプチャ

そこで、MacとSurface pro3以外にもう1台Windows7からWindows10にアップグレードしていたPCがあるので、そのPCで試してみることにしました。

結果は下記のとおり添付することができたのです。

スクリーンショット_070716_110425_AM

どうやら、原因は仮想環境下でのWindows10のようですね。

また、ActiveXコントールが有効になっていないのかも確認しましたが、有効になっていました。

Windows_10

そのほか、添付ファイルの保存場所がOneDriveだったので、保存場所をデスクトップに変えてみましたがダメでした。

Windows_10 2

まとめ

なぜMacの仮想環境下でのWindows10ではダメなのか原因はわかりませんでしたが、現時点ではファイルの添付ができません。

私は、eLTAXの電子申請はWindows10専用機で行うことになりそうです。

Windows10でeLTAXが使えることがわかったので、Windows10の無償アップグレードの期限(2016年7月29日)までに、Windows8.1のSurface pro3はアップグレードする予定です。

◆編集後記◆
税理士事務所の屋号を変えようか検討しています。
税理士会に確認して問題がなければ進めてみようと思います。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
The following two tabs change content below.
アバター画像

山端一弥

大阪市阿倍野区の税理士です。 税理士事務所での10年間の修行を経て独立開業しました。 このブログは税務・会計・IT・趣味などについて「少しでも誰かの役に立てれば」という思いで書いています。 詳しいプロフィールはこちら