2017年の埼玉西武ライオンズの戦いを振り返るシリーズ。
3回目の今回は6月の戦い振り返ります。
目次
交流戦開幕!因縁の広島戦
5/30 | 広島 | ● | 0-5 |
5/31 | 広島 | ● | 4-9 |
6/1 | 広島 | ◯ | 4-2 |
6/2 | ヤクルト | ◯ | 3−2 |
6/3 | ヤクルト | ◯ | 11−2 |
6/4 | ヤクルト | △ | 8−8 |
交流戦の初戦の相手は、昨年コリジョンサヨナラをきっかけに3タテをくらい、その後の転落のきっかけとなった因縁の広島戦でした(多分、因縁と思っているのはライオンズファンだけの一方的な被害妄想ですが。。)。
今年の広島も強く、あわや今年も3タテかと思いましたが、十亀が気合のピッチングで何とかスイープを阻止しました。
ヤクルト戦ではセ・リーグの本拠地ということでDHを使えないため、打順を変更してきました。
秋山が3番、浅村4番に入り、中村が4番から外れるという昨年までではなかった光景でした。
辻監督は中村でも調子が悪ければ4番を外すという聖域は作らない采配でしたね。
この組み換えが当たり、打線爆発で3タテも見えていたのですが、8−2から守備の乱れで8回9回で6点差を追いつかれ、まさかの引き分け。
同点のエラーをした源田も打率が下がってきており、疲れが出始めていたころでしたね。
しかし、結局このしんどい時期を乗り越えてフルイニング出場するとは、このときはまだ想像していませんでした。
10連敗中の巨人を撃破
6/6 | 巨人 | ◯ | 8−5 |
6/7 | 巨人 | ◯ | 3−0 |
6/8 | 巨人 | ◯ | 13−2 |
6/9 | 横浜DeNA | ● | 3−4 |
6/10 | 横浜DeNA | ◯ | 6−2 |
6/11 | 横浜DeNA | ◯ | 1−0 |
10連敗中の巨人とのゲームは逆に嫌な感じでしたが、初戦の菅野を攻略して勢いに乗りました。
巨人相手にスイープなんて久々のような(2008年にあった気がするのですが)。
裏ローテでの3タテなので、余計に価値がありました。
続く横浜DeNAにも連勝と行きたかったのですが、勝利目前の9回表に抑えの増田が宮崎に逆転2ランを許し、まさかの逆転負け。
1勝1敗で迎えた3戦目はウルフと今永の緊迫した投げ合いになりました。
1−0で迎えた9回表に増田またも同じようなシチュエーションで宮崎と対戦。
直前に辻監督が「一度マウンドに行ってみたかった」と和ませて、増田もリラックスできたのか、今度は宮崎を抑えリベンジできました。
セ・リーグの本拠地で苦戦
6/13 | 阪神 | ● | 2−7 |
6/14 | 阪神 | ◯ | 4−2 |
6/15 | 阪神 | ● | 2−3X |
6/16 | 中日 | ◯ | 9−1 |
6/17 | 中日 | ● | 1−4 |
6/18 | 中日 | ● | 3−4 |
交流戦最終週はセ・リーグの本拠地のでの6連戦。
DHが使えないだけでなく、阪神の場合は甲子園という完全アウェーということもあり苦戦しました。
球場で生観戦するときには意外とアウェー感は感じないのですが、テレビだと実況も解説も阪神贔屓なので逆にアウェー感を感じます(個人的感想)。
この3連戦は打線もつながらず、リリーフもつかまって負け越してしまいました。
そして調子のよくない中日相手にも負け越してしまったのは誤算でした。
ここは悪くても2勝1敗で考えていたのですが、やはりリリーフ陣に疲れがでていたような感じがします。
結局、交流戦は10勝7敗1分で3位となり、出だし躓いた割には良かったと思います。
一時は交流戦の優勝も見えていただけに、阪神と中日に勝ち越せなかったのが悔やまれました。
ただ、少し楽天との差も詰め、4以下を引き離せたのは収穫でした。
ヤフオクドームのソフトバンク戦は。。
6/23 | ソフトバンク | ● | 0−10 |
6/24 | ソフトバンク | ◯ | 3−2 |
6/25 | ソフトバンク | ● | 6−7X |
6/27 | 千葉ロッテ | ー | 中止 |
6/28 | 千葉ロッテ | ● | 3−4 |
6/30 | オリックス | ● | 0−3 |
リーグ戦に戻っての初戦は宿敵ソフトバンクとヤフオクでの対戦でした。
ところが菊池がまさかの大量失点でKO。
2戦目を十亀を筆頭に投手陣の粘りで接戦をものにするも、勝ち越しをかけた1戦でバンデンハークをKOするも、リリーフ陣がつかまり、まさかの逆転サヨナラ負けなりました。
増田がまた打たれてしまったんですよね〜。
結局、今シーズンにヤフオクドームで勝ったのは、この2戦目だけになるとは思いもしませんでしたが。。
ヤフオクでの苦手意識を払拭しなければ優勝はないですね。
沖縄開催での千葉ロッテ戦も、1試合中止のあと、エラーをきっかけに接戦を落とし、交流戦の終盤から失速気味に。
そして、この千葉ロッテ戦のあとに訃報が飛び込んできました。
森慎二コーチが急逝
1軍投手コーチの森慎二コーチが43歳という若さで急逝されました。
ソフトバンク戦後に入院したという情報がありましたが、それから間もなくの訃報でしたのでビックリしました。
死因は溶連菌感染症による多臓器不全ということでした。
選手から慕われていたコーチでしたので、選手にも動揺があったと思います。
残念なニュースでした。
まとめ
6月は11勝9敗1分でした。
毎月少しずつコツコツと貯金を積み上げていますが、楽天、ソフトバンクの上位2強との差が8.5差、7差と広がってきた時期。
そしてリリーフ陣がつかまって負ける試合が増えてきた時期でもありました。
疲れが出るころですから仕方ないですが、これから夏場のメットライフドームでの戦いを考えると心配になりましたね。
このままだと置いていかれるような雰囲気も漂い始めた6月の戦いでした。
◆編集後記◆
背中の左肩の痛みはどうやら四十肩のようです。
特に朝が調子が悪く、寝返りがうてず、起きるのに一苦労するときもあります。
後厄最後の大一番としてこれで終わってくれればいいのですが。
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山端一弥
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