色んな苦難があっても最後がハッピーエンドだと、それまでの苦労が報われます。
そんな週末でした。
目次
6月26日 VSオリックスバファローズ 9回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Bs | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 |
L | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 |
先発投手 西武・十亀 オリックス・アルバース
スタメンは8秋山、6源田、4浅村、3山川、DH森、5外崎、9木村、2岡田、7金子侑。
十亀、内容よかったと思います。
7回投げて3失点なら先発としての役割を果たしましたし。
初回は三者連続三振。
2回の1死1・2塁のピンチ、3回の1死3塁のピンチも、なんか抑えてくれそうな雰囲気がありました。
やっぱりオリックスで要注意なのは吉田正尚、ロメロ、マレーロ。
今回はマレーロはいませんが、吉田正尚とロメロが並んでいる4番・5番は怖い。
結局、ロメロに先制2ラン、吉田正尚にタイムリーで3失点。
吉田正尚も阪神戦で足を痛めたはずなんですが、その影響が全くないような。。
交流戦前は昨年までのような怖さはなかったんですが、交流戦で調子を上げてきました。
そしてアルバースを打ち崩せません。
5回も6回も、1点取ったあと、もう1点入ってもよさそうでしたが、あと1本が出ませんでした。
オリックスは救援陣が安定しているので、リードされた状態で終盤を迎えるパターンは避けたかったんですが。
9回の松本の失点で試合は決まってしまいました。
松本は吉田正尚を見三振に打ち取ったように、いいボールを持っているんです。
なので余計に9回の1失点がもったいなかったなと。
まあ、オリックスの救援陣の調子だと、9回の松本の失点がなくても結果は一緒だったかもしれませんが。
6月27日 VSオリックスバファローズ 10回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Bs | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
L | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
先発投手 西武・ウルフ オリックス・金子千尋
スタメンは8秋山、6源田、4浅村、3山川、2森、9外崎、DH栗山、5中村、7斉藤彰。
ウルフ、3回まではよかったんですが4回に捕まり、ロメロに先制2ラン。
またロメロか。これ前日と全く同じパターン。
ロメロはこの日6打数4安打なんですが、トータルの成績はこの日までで.234と決して今シーズンは好調ではないはず。
なぜか対西武戦には.357とパ・リーグの他チームとの対戦打率と比べて突出しています。
他チームの攻め方を研究してないんでしょうかね?
前日と同じ展開になると苦しいのですが、相手も金子千尋なんで中々難しいだろうなと思っていたら中村が2打席連発で同点に。
どちらも中村らしいホームランで、今季初のおかわりでした。
そういえば何かいつもと感じが違うなと思ったら、なんでも炭谷さんのバットを借りたとか。
ただ、中村の前に正面の三ゴロを内野安打にした外崎の全力疾走も忘れてはいけません。
これがなかったら中村のホームランもソロでしたからね。
前日と違い追いつきましたが、延長に入ると救援陣の質の違いで不利は否めませんから、できるだけ早く決着をつけたいところ。
9回から毎回のようにチャンスを作ったんですが、あと1本が出ませんでした。
特に9回の秋山の当たりは打った瞬間サヨナラかと思ったんですが。。
ただ、この試合は救援陣が頑張りました。
増田も復調してきた感じがしますし、カスティーヨもリリーフで初めて無失点。
平井も上がってきたばかりで2イニングを、少しハラハラしましたが抑えてくれました。
勝ちに等しい引き分けか、負けに等しい引き分けかと問われると、どちらとも言えない感じのゲームでした。
6月28日 VSオリックスバファローズ 11回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Bs | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 6 | 11 |
L | 3 | 2 | 3 | 0 | 0 | 5 | 0 | 1 | X | 14 |
先発投手 西武・多和田 オリックス・山岡
スタメンは8秋山、6源田、4浅村、3山川、DH森、9外崎、5中村、DHメヒア、7斉藤彰。
この日は昨年急逝された森慎二コーチの命日。
森慎二さんは投手コーチだったので投手陣にがんばってほしかったんですが、多和田は力が入り過ぎたんでしょうか?
球が暴れてましたねぇ。ここしばらく勝てていないのもあったのか。
むしろ打線の方ががんばってくれました。
またまたロメロに打たれて初回に先制されますが、その裏に浅村のタイムリーで同点。
外崎のタイムリーで勝ち越し3-1。
2回の秋山の2ランは技ありの1発。インコースの難しい球でしたが上手く捌きました。
5点もらった多和田。これでスイスイ行ってほしかったんですが吉田正尚、中島、西野の3連続タイムリーで5-4の1点差に迫られます。
このときの西野のヒットのとき、中島が走塁中に肉離れになったようですね。
自分で起き上がれないくらいですからこれは相当イタイですよ。
私も2回ヤッてますが起き上がれないことはなかったので、ここまでヒドくはなかったです。
中島もここ数年は下半身のケガが多くなっています。筋肉が大きくなりすぎたのか筋力の柔軟性がなくなってきたのか。
蒸し暑いメットライフドームでのゲームが原因ということもありますが。
でもこの日は本当に打線が引っ張ってくれました。
1点差に迫られた3回には森とメヒアのホームランで再び4点差に広げ、1点返された6回にも浅村、山川、森、外崎と4連続タイムリーで5点追加し13-5。
最近は打線が山賊にならないと勝てなくなってきてますが、まさにこのパターン。
8回には山川に久々の1発が出て14-5。山川の調子が下降線に入ると同様にチームの調子も下降戦に入っていましたから、やはり彼が打たないと勝てない。
それが4番の宿命ですね。
問題の中継ぎは、小石が1死満塁のピンチを作りヒヤヒヤさせますが、併殺で無失点。
前日、イタイ追加点を取られた松本は三者連続三振と汚名返上のピッチング。
ここまでくれば安心。のハズだったんですが、再調整から昇格してきたワグナーが1死しか取れず6失点ですか。。
もう内容については触れませんが、ひょっとしたらワグナー1軍のマウンドに上がるのはこれが最後になったりして。
と思ってしまうぐらいの内容でした。
勝つには勝ったがというゲームでしたね。
次に日本ハムとあたるオリックス打線を温めたという見方もありますが、ちょっとねぇ。
森慎二さんはこのゲームを見て何を思う?
6月29日 VS東北楽天イーグルス 10回戦
ライオンズクラシック2018もこの3連戦が最後。
復刻ユニではまだ1勝しかしていないだけに、何とかこの3連戦でいいところを見せてほしい。
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
E | 1 | 0 | 0 | 5 | 0 | 1 | 0 | 5 | 3 | 15 |
L | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
先発投手 西武・菊池 楽天・塩見
スタメンは8秋山、6源田、4浅村、3山川、9外崎、DHメヒア、5中村、2炭谷、7金子侑。
今季無敗で対楽天戦13連勝中の菊池が先発ということで、この結果は予想できませんでした。
連勝はいつかは止まるもの。そろそろきてもおかしくはない頃でしたが。
やはり、今年の雄星は何か違うのかな?
この日も150キロ超のボールを投げているんですが、なかなか空振りが奪えませんでした。
初回に先制され、球数も28球要しました。
打線も塩見を全く打てず、5回までノーノー。
逆に菊池は4回に捕まり、田中和基のホームランなどで5点を失う事態に。
さすがに、このときに負けたなと思いました。
菊池は今季初黒星で楽天戦の連勝も13でストップ。
次週も週末は楽天と当たるので、少し心配です。
菊池のあとの中継ぎ陣も、小石1失点、南川4失点、松本3失点とサンドバック状態でした。。
南川は1軍に上がったばっかりだったのに即登録抹消。。
松本は出来が日替わりで。。
しかし、楽天打線は梨田さんのころと全く変わりましたね。
特に1番の田中和基がいい活躍をしています。
昨年の前半戦くらいの勢いがありますよこれ。
6月30日 VS東北楽天イーグルス 11回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
E | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 2 | 3 | 0 | 0 | 9 |
L | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
先発投手 西武・今井 楽天・岸
スタメンは8秋山、6源田、4浅村、3山川、2森、9外崎、7栗山、5中村、DHメヒア。
打線は8番に中村、9番にメヒアとかつての4番・5番がこの位置に入りました。
どんな打線やねんとツッコミ入りそうですが。
そしてこの日は新旧11番対決でもありました。
かつての11番の岸がFAで出ていって、その直後にドラ1で入団した今井が11番を引き継ぎました。
岸も思い入れが深いであろうかつてのライオンズブルーの11番を見て何を思うか?
初回の今井はまずまずの立ち上がりでしたが、2回にランナーを溜めてペゲーロにイタイ1発をくらい0-3。
森はインサイドに構えていましたが真ん中に入ってしまいました。
岸相手にこの3点は重い。。
今井は5回にも島内に1発を打たれ、結局5回1/3を投げて6失点という結果でした。
前回の千葉ロッテ戦でも井上晴哉に逆転満塁ホームランを打たれているだけに、1球の怖さをあらためて思い知らされました。
まあ、プロ入り3試合目で岸と投げ合って勝ってくれればというのはムシは良すぎますよね。
今井には岸のピッチングを見て何かを感じ取ってくれればいいんですよ。今の段階は。
結局、この日も前日同様、楽天投手陣を打てず、打線でも圧倒されるという完敗でした。
もう中継ぎどうのこうのではなく、先発陣も崩壊してきましたよ。
7月1日 VS東北楽天イーグルス 12回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
E | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 3 | 1 | 7 |
L | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 3 | 0 | 1X | 8 |
先発投手 西武・榎田 楽天・美馬
スタメンは8秋山、6源田、4浅村、3山川、2森、9外崎、DH栗山、5中村、7斉藤彰。
ライオンズクラシック2018の最終戦。
ここまで勝ちがありません。早く終わってしまえという声も聞こえてきますが。。
先発の榎田と美馬は、社会人時代の東京ガスでのチームメイトで同い年だとか。
榎田を見に来たスカウトの目にとまって美馬がプロへの道が開けたそうで、2人にとっても感慨深い投合いですね。
榎田、元気になってきた楽天打線を止められるか。
3回までは共に無得点。
均衡が破れたのは4回。アマダーに2ランを打たれて先制されます。
前2戦と同様の展開でイヤな予感が。。
ただこの日は違いました。
そのすぐ裏に1死1・3塁のチャンスを作り外崎。
投ゴロで併殺かと思いきや、ショートの三好がジャックル(美馬の送球が悪い?)をして2塁封殺のみで、3塁ランナーが還り1-2。
そして栗山のタイムリー2ベースで同点に追いつき、中村が泳がされながらもレフト前タイムリーで3-2と逆転。
中村もよく打ちましたし、栗山も激走を見せました。当時このユニを着て躍動していた2人の活躍で逆転なんて、これぞライオンズクラシックの醍醐味!
ただ、あそこで併殺を取られていたらと思うとゾッとしますね。
流れは西武に来たのか、5回には浅村のソロで4-2。
榎田は6回のピンチもペゲーロを三振にきってここでお役御免となりました。
できればもう1イニング行ってほしかったですが、もう暑いんでね。十分です。
さてここからが本当に問題。
7回は増田。配置転換後は落ち着いてきましたが、この日は先頭四球のあとヒットで無死1・2塁のピンチ。
送られて1死2・3塁となりましたが、島内の二ゴロの間の1失点でなんとか踏ん張りました。
ただし1点差。毎度のことながらソワソワしてきましたよ。
でもこの日は打線が本当に頑張りました。
その裏に山川の2ラン(量産体制に入ってきたか?)と栗山のソロで3点追加し4点差に。
もうこれで逃げ切ってくれというところですが、8回のヒースが。。
今一番安定しているはずのヒースが代打枡田の2ランなどで、せっかく取った3点をフイにします。
でもね、これはこのあとに起こることのプロローグだったんですよね。
ヒースが完璧に抑えていたら、もうこれでこのゲーム決まりですから。
再び1点差に迫られたあとの8回裏。2死満塁のチャンスを作りますが森の打球はもうひと伸び足らず。。
でもね、これもこのあとに起こることのプロローグだったんですよね。
ここでグランドスラムなんて出ていたら、これで決まりですからね。
さあて問題の9回表。マウンドにはカスティーヨ。
先頭の代打岡島からは三振を奪いますが、島内には四球。
そして今江の左飛をレフトの斉藤彰吾が一瞬目測を誤り慌ててしまったのか、まさかの落球で1死2・3塁のピンチに!
なんでこんなときに。ただ、斉藤彰吾の気持ちを思いやると、もう針のむしろですよね。
私だったらもう家に帰りたいです^^;
銀次を敬遠してここは満塁策。四球の懸念があるカスティーヨに満塁策を取らすのはある意味ギャンブルですが。
しかしカスティーヨ、アマダーを三振にとり2死までこぎつけます。
続く藤田を追い込みますが、3-2までいってしまい、最後は明らかなボールで押し出し。
ついに7-7の同点に。
もうこの流れは逆転負けしか想像できません。
カスティーヨも気の毒でしたが。斉藤彰吾もレフトで青い顔をしているし。
カスティーヨがなんとかペゲーロを抑えて7-7のまま9回裏に。
最悪の展開は免れましたが、延長になると今のリリーフ陣だと不安しかなく。
ただね、しつこいようですが、これもこのあとに起こることのプロローグだったんですよね。
ここで同点にならないと9回裏はなかったのでね。
9回裏、ランナーが一人出れば斉藤彰吾まで回ってきます。
ここで斉藤彰吾が歓喜のサヨナラタイムリーなんてことになれば出来すぎだなと。
実は私、この日はリアルタイムで観ていなくて、娘を連れてプリキュアのイベントに行っていました。
1球速報を見ながら祈るような気持ちでいましたが、9回に追いつかれたところで見るのをやめて娘にアイスを食べさせていました。
アイスを食べを終わった(400円のアイスをほとんど娘が食べてしまいましたが)ころに1球速報を見ると9回裏に「1X」の文字が!
何が起こったの?と見ると、なんと途中の守備から入っていた木村文紀のサヨナラホームラン!
1発長打を秘めているので可能性はありましたが、まさかといえばまさかですよね。
すべてのプレーはこのサヨナラホームランにつながっていました。
ゲーム後、木村文紀が落球をした斉藤彰吾の頭をポンポンとなでているのが印象的でした。
この1発でチームも斉藤彰吾も救われましたね。
そして、私と同じく税理士ブロガーで大先輩のきむらあきらこさんがイチオシなのがこの木村文紀です。
きむらさんはこの1ヶ月強、仕事と両立させながら28戦連続現地観戦チャレンジということで、現地でライオンズのゲームを観戦してこられました。
この日が最後の28戦目で、その最後にイチオシの選手がサヨナラホームランなんて出来すぎですよね。
持っているというのか何というのか。
いやこれは持っているのではなく、28戦連続現地観戦なんてくらい針が振り切れることをしたから、こういう出来事を呼び寄せられたんじゃないでしょうか。
私なんてブレーキばっかりかけてますからね^^;
少しでも見習わないといけませんね。
大きなひまわりが咲いたゲームでした。
次週の展望
先週は2勝3敗1分と、ゲーム内容からすると意外と負けていないですね。
2位の日本ハムとのゲーム差は1のまま何とか維持。
ただし3位以下ともグッと縮まってきましたが。
今のチーム状態で依然と首位にいるのが不思議なくらいですね。
さて今週は2位日本ハムとの首位攻防戦が北の大地で2試合あります。
上沢ともうひとりは誰でしょうか?上原?
西武は十亀と多和田ですかね。
そのあとは先週と同じく楽天との3連戦。
ピッチャーも同じでしょうから先週の借りを返したいところ。
特に岸には本当に勝ちたいんですよ。
◆編集後記◆
南港ATCのプリキュアのイベントに行ってきましたが、結構な人でした。
入場するまでに1時間位待って、しかも室内なのに暑くて、娘も私も汗だくでした。
この時期のこどもの頭って結構汗臭いんですよね。
もちろんカワイイんですが、この臭いとのギャップが何ともいえません^^;
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