前半戦最後の3連戦。
勝ち越して後半戦にいい形で突入したいところ。
そして偉大な新記録の誕生も秒読み段階に入ってきました。
目次
7月9日 VS千葉ロッテマリーンズ 13回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
M | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
L | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 4 | 2 | 0 | X | 11 |
先発投手 西武・今井 千葉ロッテ・渡邉
スタメンは8秋山、6源田、4浅村、3山川、2森、9外崎、DH栗山、5中村 7金子侑。
先発の今井は、前々回の登板で逆転満弾被弾後雨天コールド負けとなった千葉ロッテにリベンジなるか。
ところが初回。前回逆転満弾を打たれた井上晴哉にまたも3ランを打たれ0-3。
しかし、今井に限らず井上晴哉によく打たれますね。
今井は2回にも2死球などでピンチを広げ、角中にタイムリーを打たれ0-5。
ここでKOとなりました。
打たれた球は甘い球ばかりでしたね。
井上晴哉のホームランもど真ん中のストレート。今の井上晴哉ならこれは見逃してくれません。
最初の登板が鮮烈だっただけに尻すぼみ感は否めませんが、もう一度ファームで作り直しですね。
情報によると1回抹消して10日後にまた登録のようです。
2回で5点のビハインドは痛かったですが、幸い千葉ロッテ先発はルーキーの渡邉。
これが石川だったっらもうジ・エンドでしたが、まだ行ける。
そして3回。1回に同じく2死満塁のシチュエーションで遊ゴロに倒れた外崎が押出四球で1点を返し反撃開始。
ここで無得点だとそのままズルズル行ってたかもしれません。なのでこの四球は大きかった。
そして栗山の走者一掃タイムリー2ベースで4−5,1点差。
もうここまでくれば追いつくぞというところで中村のタイムリーで同点。
外崎の冷静な見極め、栗山の勝負強さ、中村の脱力感、すべて揃っての攻撃でした。
こういう展開でよくいわれるのが、次の1点を取ったほうが勝つということ。
中継ぎの我慢比べとなり、その展開だと不利なはずなんですが、佐野と平井がよく立て直しました。
特に佐野は5点取られた直後の登板でしたので、千葉ロッテ打線の勢いをうまく止めてくれました。
これが6回の浅村のタイムリー、森の3ランにつながったのかと。
久々に中継ぎで勝った、それも勝ちパターンじゃないリリーフB班での勝利というのが、またオツでした。
これで5連勝。やっと「5連勝したんだ」と実感できる勝ち方ができましたね。
7月10日 VS千葉ロッテマリーンズ 14回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
M | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 7 |
L | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 5 |
先発投手 西武・十亀 千葉ロッテ・石川
スタメンは8秋山、6源田、4浅村、3山川、DH森、9外崎、7栗山、5中村 2岡田。
十亀、今日はピリッとしませんでした。
相手が石川ですから、そんなに点はやれない状況で3回までで4失点ですか。
2回の1点は併殺の間の失点なので問題ないですが、3回の3失点ですよね。
1死満塁から井上の犠飛で1失点。この間にタッチアップで1塁ランナーも2塁に行かれたのが痛かった。
その後の角中のタイムリーで2点入ってしまいましたから。
まあ、これは千葉ロッテの好走塁ですね。抜け目がありませんでした。
石川相手で0-4は苦しい状況でしたが、この日は一発攻勢。
中村がノッてきましたね。4回裏に反撃ののろしを上げると、6回裏には源田の今季1号に山川の2ランでついに同点。
石川相手でこの展開は嬉しい誤算。
でしたが8回。6回から登板のウルフが突如崩れて無死満塁のピンチ。
打者角中というところで左の野田にスイッチ(野田も上がってきた途端に4連投。大丈夫かいな^^;)。
野田は角中を投ゴロに、1-2-3の併殺を狙いますが炭谷がライトへのまさかのレーザービームで4-5。。
その後、代わった平井が菅野と田村の連続タイムリーでジ・エンドとなりました。
菅野はともかく田村のは余計でしたね。
炭谷、痛恨の悪送球。
やっぱりあんまりゲームに出ていないと試合感が狂うんでしょうか?
たしかに野田の送球がやけに慎重な送球で、炭谷も慎重になってしまったんでしょうかね。
まあ、辻監督も責めてなかったようで、その前の無死満塁にしてしまったのが問題だったと。
ミスもありましたが、千葉ロッテに効果的に得点されて負けた。
そんなゲームでした。
7月11日 VS千葉ロッテマリーンズ 15回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
M | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 |
L | 0 | 1 | 6 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | X | 8 |
先発投手 西武・榎田 千葉ロッテ・有吉
スタメンは8秋山、6源田、4浅村、3山川、2森、9外崎、DH栗山、5中村 7金子侑。
前半戦最後のゲーム。
なんか今年の戦い方を象徴したようなゲームでしたね。
序盤に打線がビッグイニングを作って大量点で援護→先発ピッチャーが粘投→抑えがヒヤヒヤ
もう、今年はこういう戦い方なんだと思えば、終盤のヒヤヒヤハラハラも方程式だと思えるかも。。
そしてこのゲームでは新たな記録が生まれました。
源田壮亮が新人の開幕からの連続フルイニング出場記録を221試合に伸ばして、あの長嶋さんの記録を更新。
新人の開幕からのフルイニングですから、タフさも必要ですし、成績を残していないと途中で代えられたり起用されなかったりするわけですから、本当にチームの主力でなければ続けられない記録です。
しかも野球選手としては特別体格がいいわけでもないですし、現在も交流戦で怪我した指が万全でない状況での正確な送球。
見かけは優男ですが実はタフガイなんですね。
その源田。この日はフルイニング出場だけでなく、打つ方でも存在感を見せ5打数5安打。
その内3本が内野安打と源田らしさ全開の内容でした。
3回なんかはビッグイニングの起点となる内野安打で出塁して、この回2回目の打席ではしっかりとランナーを返すバッティング。
5回にも点を取られた直後のタイムリーを放ち、まさに源田デーな一日でした。
そしてオールスターでも第2戦でMVPと、源田にとって特別1週間になりましたね。
まあ最終回のカスティーヨはアレでしたけど、点差もあったのでね。
まだ彼も逆転負けというのはないので、ある程度は目をつぶる必要はあります。
ちょっと前までは先発で投げていたピッチャーですから、もう少し時間が必要かもしれません。
次週の展望
前半戦を終わって46勝31敗1分。
4月はロケットスタート、5月・6月は苦しい戦いが続き、7月に入って再び盛り返し、形的にはなんとか4月の貯金を守りきった前半戦でした。
最近の戦い方を見ていると、まだ首位にいるのが不思議なんですが、それでも2位日本ハムには2.5差つけています。
10年前に優勝したときも、結局突き抜けたという感じではなく割と競っていました。
貯金も12での優勝でしたからね。今年はそのときの状況に近いような感じがします。
さて、後半戦の開幕はヤフオクドームでのソフトバンク戦。
ここを乗り切ればそのまま行ける気がするのですが、ソフトバンクの先発は千賀、石川、武田とキツイ戦いになりそう。
ここで3連敗してしまうと一気に大混戦になってきそうで。
◆編集後記◆
金曜日は人生初のオールスター観戦に行ってきました。
ゲーム内容も面白かったですが、ライオンズの選手が活躍してくれたのが何よりでした。
普段はあんなにお客さんが入らない京セラドーム。いつもより人が多いからかドームなのに結構暑かったですね〜。
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山端一弥
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