【青の獅子標】イヤな負け方を引きずってはいけない

週前半の楽天戦は激勝での連勝、週末のオリックス戦はイヤな負け方での負け越しと、明暗ハッキリ分かれた1週間となりました。

特に日曜日は土曜日のイヤな負け方がそのまま影響が出てしまいました。。

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目次

8月28日 VS楽天イーグルス 21回戦 

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
E 1 0 0 0 0 4 0 0 0 5
L 0 1 0 1 0 0 4 0 X 6

先発投手 西武・多和田 楽天・則本

スタメンは6源田、8秋山、4浅村、3山川、2森、9外崎、5中村、DH栗山、7金子侑。

試合経過

西武先発の多和田は初回に田中和基に先頭打者ソロで先制を許し、なおも無死1・2塁のピンチを迎えますが、ここで今江を三重殺に打ち取りピンチを切り抜けます。

すると2回裏、中村に8月12本目となる23号ソロが飛び出し同点に追いつくと、4回には楽天の西巻が栗山の遊飛を落球して2-1と勝ち越します。

2回以降、ランナーを出しながらも何とか無失点に抑えていた多和田でしたが、6回に打撃妨害と浅村の送球エラー、四球が絡んで1死満塁のピンチを迎えると嶋、岡島、西巻にタイムリーを打たれ2-5と逆転され、この回途中で降板。

劣勢の展開でしたが、7回裏に金子侑、源田が作ったチャンスで今季初の2番に入った秋山がポテンヒットで1点を返すと、浅村が汚名返上の逆転3ランで6-5と再逆転すると8回マーティン、9回ヒースの盤石のリレーで逃げ切り連敗を3で止め、3番手の伊藤翔がプロ初勝利を飾りました。

雑感

辻監督、動いてきましたね。不動の上位打線がにメスが入り、秋山と源田の順番が変わりました。下位から作ったチャンスを源田が広げて秋山で返すという構図がハマりました。

正直、ミスが重なっての6回の4失点でウーン今日もダメかなと思いました。

多和田も毎回のようにランナーを出すも、トリプルプレーなど楽天の拙攻にも助けられ、何とか抑えてきたという内容。いつ土砂降りになってもおかしくない雲行きで、6回は足を引っ張られたこともありましたが、何となくやっぱりなという感じでした。

ペゲーロの四球ですよね。2-2からのボールが痛かった。あれストライクちゃうの?と思いましたが、もう一度VTR見たらやっぱりボールでした。。ここを抑えていれば、あの4失点はなかったかもしれません。

それにしても7回の攻撃は見事でした。この日の則本は今季の今までの対戦のなかでも調子がよく、このまま最後まで抑えられそうな雰囲気もありました。脚のある金子侑・源田が出たことでもしかしたらの雰囲気が出て、秋山の執念のポテンヒット。正直調子はよくないと思いますが、今は結果が大事。気持ちで打ってくれました。

そして浅村の逆転3ラン。そのとき私は娘のトイレのお手伝いをしていたので瞬間に立ち会えず、帰ってきたら何か騒がしいことになっていてビックリしました。自分のミスは自分のバットで取り返す、見事な一打でした。

最後に忘れてはいけないのが多和田を救援した小川のピッチングです。島内を併殺にとって一瞬にしてピンチを鎮めました。ここまで登板したゲームすべてで結果を出していますし、いい補強をしましたね。

ソフトバンクが千葉ロッテに敗れ連勝が9で止まり、ゲーム差も再び6に開きましたので、この1勝は大きな1勝となりました。

8月29日 VS楽天イーグルス 22回戦 

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
E 0 0 1 0 0 0 3 0 0 4
L 0 0 0 0 0 1 0 1 3X 5

先発投手 西武・榎田 楽天・辛島

スタメンは6源田、8秋山、4浅村、3山川、9外崎、5中村、2森、DHメヒア、7金子侑。

試合経過

西武先発の榎田は3回に楽天・今江の左前タイムリーで1点を先制されるも、その後は粘り強いピッチングで味方の援護を待ちます。

打線は楽天先発の苦手辛島からチャンスは作るもののあと1本が出ずの状態でしたが、6回に2死1・3塁の場面で森友哉の右前タイムリーでやっと1-1の同点に追いつきます。

ところが同点に追いつかれた直後の7回に榎田が内田に痛恨の左2ランで勝ち越されると、田中和基にも2戦連発のソロを被弾し1-4と苦しい展開に。

しかし終盤に粘強い西武打線は、8回に楽天2番手の青山から中村の犠飛で1点を返すと、9回には守護神ハーマンから1死2・3塁のチャンスを作ると秋山の右前2点タイムリーで4-4の同点に追いつき、最後は悩める4番山川が低めの変化球を上手く拾って右中間へのサヨナラタイムリーで逆転サヨナラ勝ち。

9回表をテンポよく抑えた伊藤翔が、前日のプロ初勝利に続き2日連続の勝利投手となりました。

雑感

2日続けてシンドいゲームとなりました。最近は本当に先制されてばっかりで追いかける展開が板についてきましたが、観てる方も疲れます(やってる方はもっとシンドいですよね^^;)。

しかし辛島を打てませんね。ゲームには勝っているものの辛島には抑えらています。このピッチングができて4勝8敗防御率3.33って、どんだけ援護がないねんて感じですが。。

7回の榎田。一発が怖いところで長打のある内田にインコースの配球はどうだったのか。前の2打席の内容からすると外の変化球でよかった気もしますが。

そして田中和基はよく打ちますね。西武に相性がいいのかなと思って調べると、対戦打率は.241と思っていたよりも悪いんですよ。ただホームランが6本とパ・リーグの中では一番打たれていますので、よく打たれたというイメージがあるんでしょうね。

正直、7回の3点で一球速報に逃げようかと思いましたが、前日のこともあるのでそのまま観ていましたが、この粘りは本物ですね。

9回の代打栗山の2ベース。これがなければすべては始まりませんでした。そして源田がよく選びましたね。そしてそこからのワイルドピッチとながれがライオンズに。

ここで前日から2番に入っている秋山の同点タイムリーと、この打順の入れ替えが効きました。これが秋山・源田の順だとひょっとしたらつながっていなかったかもしれません。源田がつないで秋山・浅村と流れる方が相手投手にとっては脅威でしょうね。

そしてサヨナラを決めた山川。最近の調子だとちょっと難しいかなと思っていましたが、低めの変化球によく喰らいつきましたね。その前に秋山の盗塁でスコアリングポジションにランナーが進んだことで、ヒットでいいんだと力が抜けたのかもしれません。

苦しいゲームが続いていますが、いい勝ち方で6ゲーム差をキープできました。

8月31日 VSオリックスバファローズ 21回戦 

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
Bs 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

先発投手 西武・菊池 オリックス・ディクソン

スタメンは6源田、8秋山、4浅村、3山川、DH森、9外崎、5中村、7栗山、2炭谷。

試合経過

菊池とディクソンの投手戦となったこのゲーム。5回に西武が1死2塁のチャンスを作ると、炭谷が中前タイムリーを放ち待望の1点を先制。

投げては先発の菊池が、2回に腹筋がつるというアクシデントがあったものの、7回無失点の好投。

8回に2番手マーティンが1死満塁のピンチを迎えるも中島を二併殺に打ち取ると、最後は抑えのヒースが9回を三者凡退に抑え、1−0と辛勝しました。

雑感

この日は現地で生観戦でした。私が観に行くとなぜかオリックスの先発はディクソンであることが多く、それゆえ負けることも多いのですが。。

この日も3回まではまったくチャンスを作れず。やっと作った4回の無死1・2塁のチャンスも、4番山川の打球はサードベース上の力ない打球で5-3の珍しい併殺。

4回はスタメンマスクの炭谷がマルチ安打となるタイムリーを打って先制。みんなが打てない中よく打ちました。さらに2死満塁まで攻め立てますが、悩める4番山川が空三振。。

7回は秋山と浅村の連打で1死1・3塁のチャンスと思いきや、打者走者の浅村が1塁をオーバランし、挟まれている間に秋山が本塁突入も憤死。次の山川の状態も考えてわざと挟まれたのかはわからないですが、チグハグな攻撃となりました。

菊池はアクシデントがありましたが、よく頑張りました。2回はどうなることかと思いましたし、もしかしたら3回からはスクランブル?とも考えましたが、そのまま続投。

本当に観てて安心感がありました。これが京セラドームで観る雄星の最後の姿かな?とか思いながら複雑な心境でしたが。。

8回のマーティンはハラハさせられました。何とか中島の優しさに助けられましたが、これではワグナーと変わらないなぁなんて。

1-0という投手戦のわりには試合時間は長かったですが、エース菊池で難敵ディクソンに勝ったゲームでした。

9月1日 VSオリックスバファローズ 22回戦 

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 0 0 5 3 0 0 0 0 0 8
Bs 0 1 0 0 2 0 2 2 3X 10

先発投手 西武・十亀 オリックス・ローチ

スタメンは6源田、8秋山、4浅村、9外崎、3山川、2森、5中村、7栗山、DHメヒア。

試合経過

西武先発の十亀は2回に1死2・3塁のピンチで内野ゴロの間に1点を失いますが、この回はこの1失点に踏みとどまります。

すると3回に無死満塁のチャンスを作ると、オリックス先発のローチから山川が押出し死球で同点に追いつくと、外崎と中村のタイムリーなどで一挙5得点。

さらに4回には源田のライトギリギリのソロで加点すると、外崎の2打席連続中2タイムリーと森の犠飛で8-1と大量リードします。

ところが十亀が5回にロメロに2ランを浴びると、7回には2番手野田が犠飛とまたもロメロにソロを浴び3点差に。

8回には4番手のマーティンがT-岡田に2ランを浴びるなど1死も取れず降板し8-7に迫られと、9回には守護神ヒースが無死1・2塁のピンチを招き、中島に逆転サヨナラ3ランを打たれ8−10と逆転サヨナラ負けを喫してしまいました。

雑感

イヤな負け方をしてしまいました。

4回までは完全なライオンズペースでした。5回に十亀がロメロに打たれた2ランは確かに甘い球で余計な2失点ですが、6回3失点で先発の役割は果たしたと思います。

確かにリズムは悪かったかもしれませんが、やはり打線が追加点を取れなかったのが最後に響いたかなと。追加点が取れないことで、オリックスの気持ちを萎えさすことができませんでした。

十亀以降のピッチャーも、野田が犠飛の1失点は仕方ないとしてもロメロのソロは余計でした。それも十亀と同じように甘い球。。8-5になったところでオリックスももしかしたらと思い始めたでしょう。

8回のマーティンは前日は無失点に抑えるもピリッとしませんでしたが、この日も不安な内容となりました。T-岡田の2ランは確かに厳しいコースなんで打った方を褒めるしかないですが、それ以外の先頭四球と2塁打はねぇ。8回を任せるには心許ない。

その火消しをしてくれた小川の好投は光りました。トレード期限間際での獲得で本当にいい戦力を補強できました。中日はなんで出したんでしょうか?

ただ、小川の好投も報われず。ここまで完璧な抑えをしてくれていたヒースが、1死も取れず中島にサヨナラ3ラン。

前日は中島の優しさに助けられましたが、とんだしっぺ返しを喰らいました。

外崎の4安打も霞んでしまいましたね。

次の日に引きずってしまいそうな敗戦でした。

9月2日 VSオリックスバファローズ 23回戦 

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1
Bs 2 0 0 2 0 0 1 0 X 5

先発投手 西武・今井 オリックス・西

スタメンは6源田、8秋山、4浅村、3山川、7栗山、5中村、DH森、2岡田、9斉藤彰。

試合経過

西武先発の今井は、初回に死球や遊失で1死満塁のピンチを迎えると、中島の三ゴロを中村が野選&悪送球で2点を失います。

さらに4回には、死球のあと若月に今季1号となる右2ランを浴びて0-4とリード広げられます。

打線はオリックス先発の西から2回に1死満塁のチャンスを作るも岡田が投併殺、6回には浅村、山川の連打で無死2・3塁のチャンスも栗山のいい当たりの右直で、3塁ランナーの浅村がホームを狙うも、リプレー検証の結果アウトになるなど、拙攻のオンパレードで点が取れません。

7回になんとか斉藤彰吾の犠飛で1点を返すも、その裏に平井が中島にダメ押しタイムリーを打たれ、そのまま1-5で敗れました。

雑感

前日の負け方がイヤな負け方だったので、勝てるようにとこの日も娘を連れていきましたが、球場に着いた2回表ですでに0-2。しかもアホみたいな点の取られ方。。

しかもスタメンには外崎の名前がない!どうやら背中を痛めてしまった様子で大事をとったようです。昨日4安打したとこなのに。。

この雰囲気マズイなと感じましたが、その雰囲気どおりの前日の負けを引きずるゲームとなりました。

4回に若月に打たれた2ランも悔やまれますね。若月もその前の杉本も0-2と追い込んでからでしたから。まあ、その前の杉本が明らかに振っているのに死球となったのはツイてなかったですが、若月に打たれた球は高いですし0-2から投げるボールではなかったですね。

この日の今井は味方に足を引っ張られたりツキもなかったですが、やはりカウントがボール先行になりがちでリズムも悪かった。

オリックスの西も絶好調というわけではなくつけ入るスキはあったのですが、西はストライク先行のピッチングでした。この差が出たのかなと。

西武は8安打で1得点、かたやオリックスは5安打で5得点と安打数からしたら点数が逆でもおかしくないのですが、四死球とエラーの差が出てしましました。

リクエストもそうですが、微妙な判定がことごとくオリックスに有利に働く展開(杉本の死球以外は誤審はなかったですが)。

そして開幕からここまでずっとスタメンに名を連ねていた外崎がいなかったことも響きました。彼が6番あたりにいることによって上手く上位打線と下位打線とがつながっていたんだと、いなくなってあらためて感じました。

なるべく早い復帰を、でも無理だけはしないように。まだしびれるのは先ですから。

ソフトバンクも日本ハムも下位チーム相手に3タテしてのこのオリックス3連戦の負け越し。

ダメージでかいです^^;

今週の展望

先週は結果的には3勝2敗で1つ貯金を作っているんですが、ソフトバンクと日本ハムがそれ以上に勝っているのと、負け方が最悪でしたので、むしろ負け越したくらいの感じがありました。

終わったことは仕方ないですし、まだゲーム差は4差あります。

これで68勝46敗2分で残り27試合。

今週は3位日本ハムと旭川で2連戦。ここはもう2つとも負けられません。日本ハムの先発は堀ともうひとりは加藤でしょうか?

先発予想は多和田と榎田。

そして最近試練の週末は千葉ロッテとの3連戦。二木、ボルシンガー、種市でしょうか?ちょっと手強いですね^^;日本ハムはこれを3タテしたのか。。

その前のソフトバンクにぶつけてくれりゃいいのに。。

こちらの先発予想は菊池、十亀、今井でしょうか(ウルフはない?)。

日本ハムに2つ勝って、千葉ロッテに2勝1敗で4勝1敗で行きましょう!

◆編集後記◆
日曜日は午前中に大阪城ホールで「おかあさんといっしょコンサート」に行ってからの京セラ参戦。しかも惨敗で非常に疲れました。娘を付き合わしてしまいましたが、ちょっと退屈そうでかわいそうなことをしてしまったかな。

◆ラン日記◆
2018年8月29日 7.43km 41:01.2
2018年8月30日 7.42km 41:46.4
2018年9月1日 7.39km 39:38.3
2018年9月2日 7.46km 40:27.3
タイムは暑さに左右されるところはありますが40分を切ってきました。9/1の方がタイムはいいですが、9/2の方が同じようなラップを刻めましたので、内容は9/2の方が納得しています。

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山端一弥

大阪市阿倍野区の税理士です。 税理士事務所での10年間の修行を経て独立開業しました。 このブログは税務・会計・IT・趣味などについて「少しでも誰かの役に立てれば」という思いで書いています。 詳しいプロフィールはこちら