【青の獅子標】次世代エース同士の投手戦

交流戦が終わり、再びパ・リーグ同士の戦いが再開。

ここからオールスターまで残り12試合。すべて勝ち越し8勝4敗で乗り切れば後半戦に望みがつながる大事な12試合です。

最後には首位ソフトバンクとの3連戦も控えている中、まずは最下位のオリックスとの3連戦。最下位ながらも投手力はピカイチで、ついに手強いあの投手との対戦となりました。

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目次

6月28日 VSオリックス 10回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
B 1 0 0 0 0 0 0 0 3 4
L 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

先発投手 L・今井 B・山本

スタメン 8秋山、6源田、4外崎、3山川、2森、5中村、DH栗山、9愛斗、7金子侑。

試合経過

西武先発の今井は初回に大城のタイムリー3塁打で先制を許しますが、その後は好守にも助けられ8回1失点の好投。

しかし打線がオリックス先発の山本の前にチャンスを作るもあと1本が出ず重苦しい展開に。

そして0-1で迎えた9回表。2番手のヒースが後藤に手痛い3ランを浴びリードを広げられると、その裏も山本を攻略できずプロ初完封を許し、0-4で完敗しました。

雑感

両投手の見ごたえのある投げ合いとなったゲーム。戦前から少ない点数での勝負になるだろうなと思っていましたが、しかししかし1点がほんと遠かった。。

あのキレのある真っ直ぐにフォーク、カット、カーブとどれに絞ってよいのやら。投げ方はアーム投げっぽいんですけどね。肩を故障しないのか心配してしまいますが。

やっぱり3回裏の無死満塁の場面ですね。ここでギアを上げてきたのか源田三振、外崎右邪飛からの本塁タッチアウト。流れが来ませんでした。何か千賀と対戦しているような雰囲気でしたね。

山本とは今季はここまで対戦がなかったのが幸いし、オリックス戦は勝ち越しているものの、毎回当てられたらこの対戦成績もひっくり返ってるかもしれません。しかし、こんないいピッチャーがいるのに最下位なのがホントに謎ですね。

今井も山本のピッチングに刺激を受けたのか気合の入ったピッチング。負けが付いたのが気の毒なくらいの内容でした。

まあ、いいピッチャーが出てきたら打てない。ある意味さっぱりあきらめのつくゲームでした。

6月29日 VSオリックス 11回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
B 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
L 2 0 1 0 0 3 0 1 X 7

先発投手 L・本田 B・榊原

スタメン 8秋山、6源田、4外崎、3山川、2森、5中村、DH栗山、9愛斗、7金子侑。

試合経過

初回にオリックス先発の榊原から秋山、源田、外崎の3連打で2点を先制すると、その後も効果的に追加点を取り、6回には金子侑の今季1号2ランでダメを押します。

投げては先発の本田が6回を投げて散発2安打の好投を見せると、7回以降もマーティン、平井、森脇の無失点リレーでオリックスを完封。7−0と快勝しました。

雑感

オリックスの先発は前日の山本に続きこの日も今季初対戦となる榊原。勢いのある若手投手に連日の好投をされてしまうんじゃないかとイヤな予感がありましたが、初回の攻撃でその不安を払拭してくれました。

打線のキーマンはもちろん源田。あとホームランでサイクルというところま行きましたが、源田が最後にホームランを残してしまうとサイクルはさすがに難しいですね。とはいえ5打数4安打2打点と不振の4番山川をカバーする活躍。水曜日だけの男ではありませんでした。

この日は打ち勝ったとはいえ中盤までは僅差のゲーム。やはりリードを保った先発の本田のピッチングが光りました。3-1や3-0とカウントを悪くしても四球を出さなかったことが大きかったですね。

6回で83球ともう1イニングぐらいいけそうでしたが、交流戦明けでリリーフ陣も休養たっぷりで間隔を長く空けたくないということでしょうか。早めの継投となりました。

このゲームに関しては先制、中押し、ダメ押し、そして先発がゲームメイクをするという理想的な展開。前日の完敗を引きずらない好ゲームとなりました。

6月30日 VSオリックス 12回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
B 0 0 2 0 1 0 0 0 0 3
L 0 0 2 2 0 0 3 4 X 11

先発投手 L・松本航 B・K-鈴木

スタメン 8秋山、6源田、4外崎、3山川、2森、5中村、DH栗山、9愛斗、7金子侑。

試合経過

3回に小島のタイムリーなどで2点を先制されますが、すぐその裏に外崎のタイムリーとダブルスチールですぐさま追いつくと、4回には源田のタイムリーと外崎の犠飛で4-2とリードを奪います。

援護をもらった西武先発の松本航。2回以降は毎回のようにランナーを出す苦しいピッチングも何とかリードを保ち、5回3失点で勝ち投手の権利をもったままマウンドを降ります。

すると7回に無死満塁のチャンスで中村が走者一掃のタイムリー2塁打を放ち7-3とすると、8回にも外崎と森にそれぞれ2ランが飛び出し一方的な展開に。

その後はマーティン、平井、増田と無失点リレーでつなぎ11-3で快勝。交流戦明けの最初のカードを勝ち越しました。

雑感

K-鈴木とはもう3回目の対戦。これまでの対戦では攻略できずに抑えられており、今回も抑えられると新たなに苦手投手になりかねません。

3回に2点を先制される展開も、最後のアウトが本塁での捕殺だったことで流れが西武にきたのかもしれません。その裏、1番からの3連打とダブルスチールで同点という相手にとってダメージの大きい点の取り方。

前日もそうですがこの日も上位打線が機能しました。特に2・3番の働きが大きく、オリックスよりも少ない安打数でも11得点と効果的でしたね。

松本航はこの日も6回の壁を破れず、5回10安打ながらも3失点。オリックスの拙攻に助けられところもあり、5回の最後マレーロの打球もヒヤッとしました(1球速報で見ていたので左飛としか出ず、映像を確認したら正面で助かりました^^;)。

中盤まではどっちに転ぶかわからないゲームも決めたのはやはり中村。山川の不調で4番の影が薄くなっているなか、この存在感はありがたい。この日回ってきた2回目の満塁のチャンスで勝負を決める3点タイムリー。こんなバッターが6番に鎮座する打線って一体。。

結局オリックスに16安打を許すも3失点、かたや10安打で11得点となんとも不思議なスコアのゲームでした。

次カードの展望

初戦は山本由伸ということもあり、ここを落としても残り2つを取れればというところで取れたのは大きかった。でもソフトバンクが負けないので差が詰まらないんですよね。う〜ん、どうした日本ハム?

さて次はそのどん底気味の日本ハムとの対戦。とはいえ3戦とも接戦でしたから舐めてはかかれない。ソフトバンク戦では終盤にリリーフが打たれていましたので、接戦に持ち込んで終盤勝負?

先発は髙橋光成、十亀、ニールでしょうか。

対する日本ハムは上沢の離脱で読めないですが加藤、上原、吉田輝星ですかね。日本ハムの先発予想は本当に難しい^^;

◆編集後記◆
今週の木曜日にはいよいよ娘のギプスも取れる予定。梅雨に入りジメジメする中、1ヶ月間洗えなかった右腕を早く洗ってやりたい(酸っぱいニオイがするので^^;)。

◆ラン日記◆
2019年6月25日 10.0km 54:01
2019年6月28日 10.0km 53:26

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山端一弥

大阪市阿倍野区の税理士です。 税理士事務所での10年間の修行を経て独立開業しました。 このブログは税務・会計・IT・趣味などについて「少しでも誰かの役に立てれば」という思いで書いています。 詳しいプロフィールはこちら