「ミスしたほうが負け」「ミスは連鎖する」ってよくいいますが、その言葉どおりの千葉ロッテ3連戦。
前半戦の天王山前に手痛い負け越しとなりました。
目次
7月5日 VS千葉ロッテ 12回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 |
M | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | X | 4 |
先発投手 L・今井 M・二木
スタメン 8秋山、6源田、4外崎、3山川、2森、5中村、DH栗山、9金子侑、7鈴木。
試合経過
今井と二木の投手戦で5回まで互いに無得点。ゲームが動いたのは6回表、失策がらみでもらったチャンスに外崎の犠飛で1点を先制しますが、今井がその裏に2死満塁から井上に押し出しの四球を与え1-1の同点に。
8回に栗山の4号ソロで勝ち越しますが、またもその裏に1死満塁のピンチで3番手の平井が暴投と井上に2点タイムリー打たれ、2-4と逆転負けを喫しました。
雑感
見ごたえのある投手戦でした。
単純にこのゲームを勝ちに行くなら回頭から平井でしょう。結果だけを見ると今井を引っ張りすぎたということですが、それだけ今井が期待されているという証拠。いい球が行っていたんですけど、まあストライクゾーンが厳しかったかな(特に6回の押し出し)。
打線もこの日は二木に抑えられ、特に上位打線が機能しなかったですね。頼みの上位打線が音なしではこの結果も仕方なし。なにせ4番がこのところお休み状態なもので。。
今井が2戦連続好投も勝ち星がつかずと可哀想な状況ですが、内容はいいんですからね。打線の援護がないというよりは、やはり金曜日は相手のエース級と当たることが多いのでこうなってしまいますよね。
7月6日 VS千葉ロッテ 13回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L | 1 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
M | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
先発投手 L・本田 M・涌井
スタメン 8秋山、6源田、4外崎、3山川、2森、5中村、DH栗山、9金子侑、7鈴木。
試合経過
秋山の13号先頭打者弾で1点を先制。2回にもレアードのタイムリーエラーで1点を追加すると、4回には金子侑のタイムリーと鈴木将平のプロ初打点となる二ゴロ、そして秋山のタイムリー2塁打でこの回3点を追加し5−0と主導権を握ります。
投げては本田が先頭打者を出すものの粘りのピッチングで8回途中まで無失点に抑えると、最後は益田が締めて完封リレー。5−0で快勝しました。
雑感
本田がこれで2戦連続無失点の好投。今井も勝ち星こそついていませんがこれまた2戦連続好投と週末の先発ローテは安定してきました。
本田も球は高かった印象ですが、それでも抑え込んでいましたので球に力があったんでしょう。球数も少なく野手にとってもいいリズムで攻撃できましたね。相手先発のかつての我らがエースは相変わらず球数が多いですが^^;
打線は7安打ながら相手守備にも助けられ5得点と少ないチャンスをものにしました。現状、山川があたっていない状況で打線が好調とはいいがたい。なので勝つには少ないチャンスをいかにものにするかですね。
そしてこの日がスタメン2試合目となる鈴木将平がプロ初安打を放つと守備でも好捕を見せ、期待の若手が躍動しました。
最近は愛斗など外野の1角を若手に開放していて楽しみな反面、栗山や木村の出番が減ってきているのは少し淋しくもありますね。
7月7日 VS千葉ロッテ 14回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
M | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 4 | 0 | X | 8 |
先発投手 L・松本航 M・土肥
スタメン 8秋山、6源田、4外崎、3山川、2森、DH中村、9金子侑、7鈴木、5佐藤。
試合経過
中盤までは松本航と土肥の投手戦でしたが、5回に2死満塁から山川が押し出し四球を選び待望の先制点が入ります。
ところがその裏、先頭の角中の二飛を外崎が落球。1死2・3塁から投ゴロを松本航が1塁へ悪送球で逆転されると、鈴木大地のタイムリーなどでさらに2点を失い1-4とされます。
さらに7回には2番手森脇が清田のタイムリーのあと井上に3ランでリード広げられると、反撃も1点どまり。結局2-8で大敗を喫しました。
雑感
ワンミス、ツーミス、スリーミス。5回裏は悪夢としかいいようがないような感じでした。
雨と強風で気象条件が悪い中でしたから、こういう場合はやはり地の利の差が出ますね。外崎の落球はある意味仕方なく、この風で高いフライが上がったらドキドキものです。
惜しむらくは松本航の悪送球。あそこで切っていればもしかしたらあの回は無失点の目がありました。あそこはやはりランナーが飛び出していたので3塁に投げるべきですよね。あわてて振り返って1塁に投げるも山川も準備できておらず。。
どうも松本航は雨のゲームにツキがないですね。甲子園でのオープ戦でもKOされその後肺炎になったりしましたから。
打線も湿っておりました。やはり3回の無死1・2塁での秋山の併殺が痛かったですね。そして5回の押し出し後のもうひと押し。せっかく絶不調の山川が必死に四球を選んでくれたのですが、森が続けず。その直後の悪夢の5回裏となりました。。
結局、この3連戦は1勝2敗と2カード連続で負け越し。この日ソフトバンクの連勝は止まったものの6.5差まで開いてしまいました。
明るい材料は前日プロ初安打を放った鈴木将平と佐藤龍世の若手二人の活躍でしょうか。この二人がともにマルチ安打でチャンスメイクしてくれたものの先輩たちが返せずでしたが、少しでも選手層が厚くなるのはよいこと。
そして2位以下は大混戦の様相を呈し、最下位オリックスまでなんやかんやいってチャンスありそうですね。
次カードの展望
あまりよくない状態で鷹の祭典を迎えることに。
連勝が止まったとはいえ絶好調のソフトバンクと今の状態であたるのは、今季のターニングポイントになりそうな3連戦です。
3タテでも喰らおうものならもうジ・エンドか?
そんな大事な3連戦の頭は髙橋光成。このところ不甲斐ない投球が続いていますが、前半戦最後に意地を見せてほしいところ。そして十亀、ニールにつなげてほしい。
ソフトバンクの先発はミランダ、高橋礼、和田と試練が続きます。
言わずもがなですが十亀、松田にだけは気をつけて!(いまさら^^;)
◆編集後記◆
最近はあまりアクセスのないライオンズネタの記事^^;
なぜか直近の2記事のアクセスが瞬間的に増えていました。Twitterで拡散された様子もないので不思議ですが励みにはなりますね。
◆ラン日記◆
この週末はお休みでした。
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山端一弥
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