【青の獅子標】最強のストッパー日没コールド

勝ってはいるものの先発陣が早々に崩れて救援陣の酷使が心配される中で、照明設備のない地方球場ならではの最強ストッパーが救援陣を救ってくれました。

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目次

8月27日 VS日本ハム 22回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 1 0 0 0 1 1 3 2 0 8
F 0 0 1 0 1 0 0 0 0 2

先発投手 L・ニール F・ロドリゲス

スタメン 8秋山、6源田、2森、5中村、DH栗山、4外崎、3山川、9木村、7金子侑。

試合経過

初回に日本ハム先発のロドリゲスの牽制悪送球をきっかけに森の犠飛で1点を先制するも、3回に近藤のタイムリーで同点に。5回に中村のタイムリーで勝ち越しますがその裏に大田泰示のタイムリーで再び追いつかれます。

しかし、6回に無死満塁から併殺の間に1点を勝ち越すと、7回には栗山の2点タイムリー、山川のポテンタイムリーで3点をあげ引き離すと、8回にも秋山、森のタイムリーで8-2とリード広げます。

投げては先発のニールがランナーを出すものの粘投で6回2失点の好投を見せると、7回平良、8回平井、9回伊藤の無安打リレーで完勝。ニールが7連勝で8勝目を挙げました。

雑感

地方球場ということで土のグランドとデコボコの外野の芝生を想像していましたが、人工芝のキレイな球場。天気も相まって雰囲気のいい球場でしたね。失礼しました^^;

なんか既視感があると思ったら、ここの人工芝はメットライフドームと同じものだそうで色合いもほぼ同じですね。涼しいメットライフドームと思えばやりやすい?

先週と同じくニールとロドリゲスの投げ合い。先発のニール。やはりマウンドの感じが違うのか毎回のようにランナーを出すピッチング。しかしあと1本はなかなか許さず、いつもどおりの安定感のあるピッチングでしたね。

6回表に1点を勝ち越したものの無死満塁から1点のみだったので、流れ的にはイヤな感じがしてましたが、その裏をこの日初めての三者凡退で抑えたことで7回・8回の得点につながったかと。

他の先発がみんな投げてみないとわからない状態ですからこの安定感が神のよう。調子がよくないときでもゲームを作りますからね。今季ニールがいなかったらと思うとゾッとします。

ヒース、マーティンが使えない状況で7回は誰が投げるの?というところでしたが、もう答えは出ました。平良で決まりです。圧巻のピッチングで7回のここにハマってくれたら平井が回跨ぎをしなくていいんですからこれは大きい。

この日は4点差あり比較的余裕のあった場面ですが、先日の楽天戦での浅村との対戦でもしびれる場面で結果を残しました。あの修羅場をくぐったことで覚醒したのかもしれません。

そしてもうひとり伊藤翔。9回のピッチングは平良に負けないくらいのインパクトがありました。見三振を2つも奪って、しかもうち1つは今季よくやられている渡邉諒から。去年のピッチングを見て今季も期待していたのですが中々1軍に上がってこれず。気になっていましたが、いい状態で上がってきてくれましたね。

この2人が疲れの見えるリリーフ陣を救ってくれれば鷹の背中も見えてくる?

8月28日 VS日本ハム 23回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 2 1 0 3 0 3 0 1X   10
F 0 3 0 2 2 1 0     8

先発投手 L・榎田 F・村田

スタメン 8秋山、6源田、2森、5中村、DH栗山、4外崎、3山川、9木村、7金子侑。

試合経過

初回に中村の24号2ランで先制すると2回にも山川のタイムリーで3点をリドーしますが、先発の榎田が2回に西川、大田泰示のタイムリーなどで3-3の同点に追いつかれます。

4回に中村の25号3ランで再び3点差としますが、その裏に大田泰示の犠飛と近藤のタイムリーで1点差にされると、5回には王柏融のタイムリーなどで6-7と逆転を許します。

しかし6回に近藤の悪送球で8-7と逆転すると、栗山にもタイムリーが出て2点差に。8回に森の18号ソロが出て10-8となったところで日没コールドゲームとなり、10-8で打撃戦を制しました。

雑感

審判団がゲーム中に何回か話し合いをしているなと思ったら、この球場は照明がないんですね。この曇天で時折雨も降ってくる空模様のうえに打撃戦で試合時間がかかる展開となると気になるのが日没コールドゲーム。

こうなると是が非でも先にリードを奪わないといけません。というわけで打線が必死に点を取るんですが先発の榎田がすぐに吐き出す展開。2回の3点を取られたところですかね。ちょっと球審のストライクゾーンが厳しくてなかなかストライクが取れずにランナーを溜めて平沼の遊ゴロ。あそこで併殺を取れていたら榎田もスイスイいけたかもしれないのですが、源田がチョット握り直したかな。。

逆転を許してしまった伊藤翔。前日はストレートでドンドン押していたのがこの日は変化球ばっかり。あのピッチングだったらこの日もと思ったのですが続かないか。。中田の投直はよく捕りましたけどね^^;

さてさて打つ方はおかわりさんが神がかかってきました。山川が復調するまでの暫定的な4番かと思われましたがもうこのままでいいんじゃないかと。2ラン・3ランに強襲ヒットから相手のエラーを誘い7得点に絡む大活躍。打率も.290まで上がり3割が現実味を帯びてきました。

これでゲームのなかったソフトバンクと2.5差に。3つ目も勝って2ゲーム差で直接対決に臨みたい。

この日没コールドゲームで平井と増田を温存しながら2点差で勝てたのは大きいですよ。

8月29日 VS日本ハム 24回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 0 0 2 1 1 0 0 0 1 5
F 0 0 0 1 0 0 1 0 0 2

先発投手 L・本田 F・杉浦

スタメン 8秋山、6源田、2森、5中村、DH栗山、4外崎、3山川、9木村、7金子侑。

試合経過

3回に2死満塁のチャンスで4番中村が2点タイムリーを放ち先制すると、4回にも山川のタイムリーで3-0とリードします。

4回に大田泰示のソロで1点を返されますが、直後の5回に森の2試合連続19号ソロで突き放し終盤戦へ。

7回に2死満塁から2番手小川の暴投で1点を失いますがさらなる追加点はやらず。9回に山川の38号ソロで突き放すと、最後は増田が三者凡退で締めて5-2で道東シリーズ3連勝。ゲームのなかった首位ソフトバンクとのゲーム差を2に縮めました。

雑感

苦手の杉浦を打って道東シリーズ3連勝。ソフトバンクとの直接対決の前に弾みがつきました。

このゲームも先制し、この道東シリーズはすべて追われる展開に。それにしても満塁での中村の成績は5割近い打率と神がかっています。「満塁で打てずチャンスを潰して相手に流れがいったらどうしよう」という不安はないんでしょうね。低めの難しい球を素直にセンターへ打ち返しました。

ただこのゲームが締まった試合になったのは先発の本田が好投したから。6回までで2失点。7回はピンチを作って降板しましたが、球数も少なめで8回ぐらいまで投げてリリーフは9回の増田だけというのが理想でしたが、小川も平井も前日投げていないので問題なし。

先発がこれくらいのピッチングしてくれたらもっとラクに勝っていた試合がたくさんありますよね。。この3連戦はニールと本田がしっかりゲームを作ってくれたので中継ぎも適度に休ませることができ、これもソフトバンクとの首位攻防戦に向けて好材料。

北の大地で英気を養いいざ決戦の地、所沢へ!

この涼しさに慣れてメットライフドームの暑さにバテないかが心配ですが、もうずっとあの環境で野球をやっているので今更ですね^^;

次カードの展望

いよいよソフトバンクとの首位攻防戦ですが、残りの直接対決はまだ5試合あり、最終決戦ではありません。とはいえ3タテされたら最終になってしまいますので、この3連戦のあとの残り2試合に希望が持てるようにしてほしいところ。

そして残りの5試合はすべてメットライフドームというのがキーポイントになりそうですね。

先発は今井、髙橋光成、十亀ですね。カード頭の今井と3戦目の十亀の出来がポイントになりそう。髙橋光成はなんとかしてくれるでしょう(^o^)

そしてソフトバンクの先発は千賀、和田、武田だそうで。千賀は今季はヤフオクが苦手なようで、前回の1イニング9失点もヤフオクでした。むしろ敵地ながらメットライフドームのほうが今季は投げやすいようなので少し気が重い。。

千賀に勝ったとしても和田がいます。和田も前回対戦したときはいい球投げてましたからね。

もう勢いでぶつかるしかないですね。

◆編集後記◆
ブラザーのインクジェットプリンターの電源が入らなくなり、何の前触れもなくご臨終かと焦りましたが、本体の電源ボタンを押しながらコンセントを差し込むと蘇生しました。まだ買ってから3年しか経っていないのでもう少しがんばってもらわないと^^;

◆ラン日記◆
2019年8月28日 10.0km 53:13
2019年8月30日 10.0km 54:18

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山端一弥

大阪市阿倍野区の税理士です。 税理士事務所での10年間の修行を経て独立開業しました。 このブログは税務・会計・IT・趣味などについて「少しでも誰かの役に立てれば」という思いで書いています。 詳しいプロフィールはこちら