この日優勝が決まる条件は西武が勝ち、ソフトバンクが敗れること。
正直このままでは終わらない、最終戦までもつれるだろうと思っていたのですが見事に連覇を達成!
昨年の主力3人が抜けた状況での最大8.5差をひっくり返しての逆転劇は昨年の優勝よりも感慨深いものとなりました。
目次
9月24日 VS千葉ロッテ 25回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L | 0 | 5 | 2 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 | 12 |
M | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 4 |
先発投手 L・ニール M・二木
スタメン 8秋山、6源田、2森、5中村、4外崎、3山川、DH栗山、9木村、7金子侑。
試合経過
2回に1死1・2塁から栗山のタイムリーで先制すると、金子侑のタイムリーに続き満塁から秋山の走者一掃タイムリー3塁打でこの回一挙5点のビッグイニング。
さらに3回には山川に43号2ランが飛び出し一方的な展開になります。
先発のニールがこの日は連打を浴び失点をしますが要所を抑え6回3失点で先発の役割を果たすと、8-3で迎えた7回に秋山の押し出しから千葉ロッテのミスもあり決定的な4点を追加。
最後は増田が3人で締めて12-4で勝利。ソフトバンクが敗れたため2年連続パ・リーグ優勝が決まりました。
雑感
先にソフトバンクの負けが決まっていたので、勝利=優勝という素直に喜べる図式でのリーグ優勝を堪能できました。
ゲームの方は今年の集大成のような内容。打線が序盤で爆発し、先発がヒヤッとさせるもまた打線が突き放すという。先発がニールということで2回の5点で勝てると思ったのですが、この日のニールは緊張気味なのか球が高く連打を浴びるシーンが多かった。
それでも流石なのは要所で併殺をとるなど大崩れしなかったこと。悪いなりに6回3失点なら十分ですね。
打線はこのところチャンスでブレーキだった秋山が4打数2安打5打点の大活躍。1打席目の感じだと今日もダメかと思ったのですが、満塁で回ってきた2打席目は甘い球を見逃さず。そして7回のダメ押しの場面では押し出し四球で歩いた後、相手の送球が乱れるとすかさず2塁を狙い、さらに送球がそれる間に塁上の走者がみんな還るという。
そして平井さんがこの日で81試合目の登板。この日も失点しちゃいましたが今季は序盤から回跨ぎやらなんやらでよく投げてくれました。夏場からは疲れからかやらかす場面もありましたが、あの使われ方でよく1年壊れずに投げてくれましたね。
最後は増田。今季は本当に安定していました。増田までつなげば勝てると思わせてくれましたし、何より三振を取れるようになったのが大きかった。昨年の抑えのヒースが開幕から調整不足でどうなるかと思いましたが、もともとはこの人が守護神ですからね。
いやあしかし最大8.5差からの大逆転。故障者続出でひっくり返されたソフトバンクの心情を考えると気の毒ですが、無事是名馬。大きな故障をしないでシーズンを戦うこともまた簡単ではなく、この優勝は価値があるものです。
開幕カードのソフトバンク3連戦でスイープされて最悪の出だし。昨季からの戦力ダウンは否めない中で先発の頭数も足らないという状況。正直開幕前は今年は厳しいだろうなと思っていました。いやシーズン中盤まででも難しいかなと思っていました。
今年は大型連敗がない反面、大型連勝もなくイマイチ勢いに乗れない。そんな悶々とした日々が8月を境に上昇気流に乗りました。決して夏場に戦いやすい本拠地ではないはず(相手投手がバテるという意味では有利ですが^^;)でよく盛り返したなと。2011年、2013年の大まくりに近い追い込みでした。アッパレ。
これで辻監督になってから2位・1位・1位となりました。2014年〜2016年までの暗黒Bクラス時代を考えるとよく立て直してくれたなと思います。
ちなみに私がブログでライオンズのこと書き始めてからも2位・1位・1位。こりゃ書くのをやめられなくなってきましたね^^;
まだこれで終わりじゃない
まだ昨年の忘れ物があります。アドバンテージがありながらのCSでの悔しい敗退。そして指揮官の涙。
先日、熊代が辻監督のお面かぶりながらこのときのマネをしてハッパをかけていましたが、今年はあの涙を流させてはいけません。
CSファイナルステージはソフトバンクが来ても楽天が来ても、どちらも今季は負け越した相手で簡単ではないですが、まだまだあと1ヶ月はプロ野球を楽しめたら最高ですね。
◆編集後記◆
勝って優勝を決めたのはプレーオフで優勝した2004年以来ですか。でもこのときはレギュラーシーズンは2位だったのでそれ以前となると1998年以来21年ぶり。昨年は関口宏に「負けて優勝なんて情けない」なんていわれてましたから、今年はスッキリですね。
◆ラン日記◆
2019年9月24日 10.0km 51:23
久々にお昼に走りました。もう暑さも和らぎ、命の危険を感じるようなことはなくなりましたね。これからは昼ランも取り入れて距離を稼ぎます。
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山端一弥
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