12月1日に開催された第9回大阪マラソンに参加してきました。
今年2月の初マラソンから10ヶ月ぶりとなる人生2度目のフルマラソン。目標は4時間切りのサブ4でしたが、大阪マラソン特有の問題に悩まされ厳しいレースとなりました。
目次
受付
大阪マラソンの受付は前々日の金曜日から始まります。
場所は南港にあるインテックス大阪。
受付をするとこういったリストバンドが巻かれるので、私は前々日ではなく前日の土曜日の15時頃に行きましたがこれがちょっと失敗。やはり土曜日ということもあり受付が終わるまで1時間ほどかかりました。
リストバンドが嫌でなければ前々日の金曜日か、前日の土曜日の早い時間や遅い時間だと混んでいなかったそうですので、そういった時間に受付けを済ませるのがオススメです。
今年からの変更点
今回の大会からコースが変わりました。昨年までは大阪城公園を出発して南港のインテックス大阪がゴールでした。
ところが今年からは大阪城をスタートしてゴールも大阪城になりました。昨年と比べると割と大阪市内の中心部にまとまったコースとなっていますね。
大阪城公園がゴールだとレース後の交通手段が複数あるので帰りは楽ですでが、コース形態は昨年までの方が走るエリアが広いので面白そうなイメージではあります。
そして変更点はもう一つ。ウェーブスタートになったことです。第1ウェーブから第3ウェーブまであり、スタート時間が少しずつずれるようになりました。
第1ウェーブが9時スタートで第2ウェーブが9時10分、私が属する第3ウェーブは9時25分スタートです。スタート時間をずらすことにより混雑を回避しようとしたと思うのですが、やはり第3ウェーブのスタートだと前に二つのウェーブがあるので、レース中盤を過ぎても結構混雑していて思ったようなペースで走れませんでした。
レースまでの調整
当初の予定では直前3ヶ月で毎月200キロメートル走る予定だったのですが、なんやかんやであまり走れず、直前の11月になんとか月間160kmを走ったぐらい。
また、今回はステップレースも使わず、長い距離は2週間前に走った21kmのみで思ったような調整はできませんでした。
あとはトイレ対策のために数日前からカフェイン断ち。トイレになるべく行かないようにするための対策です。
レース当日
レース当日は天気は快晴で比較的暖かく気持ちのいいお天気でも、ランナーにとっては少し厳しいレースになりそうな雰囲気。
体調は少し風邪気味ではあったものの熱もなく、膝が痛いなどそういったトラブルもなく当日を迎えました。
そしてトイレは予想はしていたものの参加人数が多いのでかなり混んでいる状況。
私が最寄りの地下鉄森ノ宮駅でトイレの混み具合をチェックしたときは、何人か並んでいたもののそんなに混んではいない様子。駅でトイレを済ませるほうが返って穴場かもしれません。レース直前にトイレに入っているとスタートには間に合わないだろうなと。やはりこういう大きなレースではトイレマネジメントが大切だなと感じました。
スタート地点に行くまでもこの人混みですから、早めにスタート地点に向かうほうがいいでしょう。
スタート3分前。この位置でもスタートの看板はまだ先の方にあります。
レース展開
私が属する第3ウェーブはスタートが9時25分。しかし9時25分にスタートの合図があってもスタート地点を通過したのはスタートから約6分後。もうこの時点でグロスでのサブ4は厳しいんじゃないかと感じました。
スタート地点を通過してしばらくしてからやっとばらけだし、なんとか走れるような状況にはなったもののやはり前に人が詰まっていたりしているのを避けているとなかなかペースが安定しません。
20kmぐらいまではまだ余裕もあったのですが、いつもなら30km過ぎてからくる脚の疲労が25kmぐらいできてしまい、前半の人混みをかわす時に脚を使った反動が早めに来てしまいました。
そしてその脚が上がった状態で30kmあたりから待ち受けるのは上町台地のアップダウン。このアップダウンが思ったよりきつくここでさらに脚がパンパンになってしまいました。
そんな状態で最後に待ち受けるのが今里筋の長い長い直線。これが5km近く続き最後は大阪城に戻ってフィニッシュ。
今回は前回の初マラソンのときのようなラストスパートをする気力もわかず、最後はそのままの脚色でゴール。
タイムはグロスで4時間10分、ネットで4時間4分と目標のサブ4には少し及ばず。なかなか厳しいレースとなりました。
レース終了後
レース終了後は疲労はあるものの倒れこむほどでもなく元気だったのですが、大阪ビジネスパークの駅に着いた途端に少ししんどくなりベンチで休憩。少し休憩してから電車に乗ったのですが吐き気がしてきて一駅で降りまたベンチで休憩。気分が落ち着いてまた電車に乗るもまた吐き気がして一駅で降りベンチで休憩。
これを繰り返しながらなんとか自宅まで帰ってきました。走った直後は免疫が落ちるらしく風邪気味だったこともあり一気に疲れが襲ってきたようです。初マラソンのときはこんなことはなかったのですが、思ったよりも過酷なレースだったようです。
一緒に走ったメンバーの方でも、足に痛みを抱えながら走っていたのですが37km付近で一時意識を失ってドクターストップがかかったと聞きました。
実はこの後、家族サービスでアナと雪の女王2を映画館に観に行く予定だったのですが、私は急遽キャンセルし妻と娘で行ってもらいました。やはりフルマラソンの後に予定を入れるのは無謀ですね^^;
マラソン完走後、自分のタイムをどこで確認するのかわからなかったのですが、ランナーズ・アイというサイトで自分のタイムを確認することができました。このランナーズ・アイは家族にも教えていたので私がどの辺りを走っているか大体分かっていたようです。ポイントポイントでカメラもあるので映像でも私が走ってるのは確認できました。
敗因
目標のサブ4を達成できなかった要因を考えてみました。
まず第1に人が多かったこと。これに尽きますね。本当に人を交わすだけで精一杯で自分のペースというものが全く保てず。前半は体が元気なので人混みを交わしてサクサクと走れるのですが、やはりこれが最後になってボディブローのように効いてきて疲労感がハンパなくなります。1キロ当たり5分ぐらいのペースで気持ちよく走っていればまた違ったのですが、やはりラップを見ても安定せずバラバラになっています。
第2に気温が高かったこと。当日は好天に恵まれ気温が18°ぐらいまで上がったようです。私もなるべく日陰を走るようにしたのですが、そうするとやはり人混みに呑まれてしまうのでそうそう日陰ばかりを走ることもできません。思ったより汗もかいていたようで10km過ぎにはすでに汗が乾いて顔に塩がついていました。
第3に練習量不足です。直前一か月はなんとか月間160km走ったもののやはり長い距離を走ったのが少なく、ステップレースも使わなかったため脚のスタミナが不足していました。
初マラソンの時は練習量も多くステップレースも使っていたのでよい結果が残せましたが、やはり練習はウソをつきませんね。
まとめ
初めて参加した大阪マラソン。大きな大会で沿道の応援も多く楽しむためのマラソンという感じで、タイムを出そうと思うとちょっと出しにくい大会だなと感じました。
やはりスタート位置によって変わってくると思うのですが、第1ウェーブだったらまた違った結果になったのかなと思います。
事前に自己ベストのタイムは申請しているのですが、今回はグループで申し込んだので第3ウェーブになったのかもしれません。グループで申し込むと当選しやすいと言う話なのですが、タイムを出そうと思うと単独で申し込んだほうがいいのかもしれませんね。
来年はどうするか?
やっぱり悔しいのでまた申し込んで必ずリベンジします^^;
◆編集後記◆
今シーズンはもう1レースくらい走ろうと次のレースを検討中。やはり目標があったほうが練習にも気合が入りますので、目標設定は大切ですね。
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山端一弥
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