【青の獅子標】ニールの連勝ついに止まる

ついに迎えた苦手PayPayドームでのソフトバンクとの試練の6連戦。

まだシーズン序盤とはいえ、120試合しかない今季はここで突き放されると大変シンドいのですが。。

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目次

7月28日 vsソフトバンク7回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 0 2 2 0 0 0 0 0 0 4
H 0 1 2 0 1 3 1 1 X 9

先発投手 L・今井 H・千賀

スタメン 8鈴木、6源田、2森、3山川、4外崎、5中村、DH栗山、7スパンジー、9木村。

試合経過

2回にスパンジーのタイムリーなどで2点を先制すると、1点差に迫られた3回には山川の2ランで3点差にリードを広げます。

しかし先発の今井が踏ん張れず、中村晃の2本のタイムリーで4-4に追いつかれたところでマウンドを降りると、3番手の平井が2死満塁のピンチでまたも中村晃に走者一掃のタイムリーを打たれ3点を失います。

千賀から4点を取った打線も4回以降無安打で、終わってみれば16三振。結局4-9で敗れ初戦を落としました。

戦評メモ

  • 千賀から4点を取っていい流れだったが、今井が点を取った直後に取られるという悪癖を露呈
  • 平井も四球が崩れるという悪いときの平井だった
  • 中村晃と柳田にやられた印象
  • 眠っていたバレンティンにも1発を浴びるなど2戦目以降に悪影響が出ないか心配
  • 千賀は明らかな抜け球が多く本調子ではなかった印象だが、4回以降は立ち直ってしまった
  • 森が1安打2四球と少しトンネルの出口が見えてきた?

7月29日 vsソフトバンク8回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 0 0 0 0 1 0 1 0 0 2
H 2 1 0 0 1 0 0 0 X 4

先発投手 L・松本 H・和田

スタメン 8鈴木、2森、3山川、4外崎、5中村、DH栗山、7スパンジー、9木村、6源田。

試合経過

先発の松本が初回から捕まり犠飛とタイムリーで2失点、2回にも犠飛で3点目を失い、序盤から劣勢ムード。

打線はソフトバンク先発の和田から5回に木村のソロで反撃しますが、直後に柳田にソロを浴び再び3点差に広げられると、その後は7回に中村・栗山の連打で1点を返すのが精一杯。

打線の組み替えも実らず、結局2-4で敗れ勝率5割に戻ってしまいました。

戦評メモ

  • 源田の疲労が激しいということで2番から9番に下げるともに、森以降の打順がひとつずつ繰り上がるという辻監督にしては珍しく大胆な打順変更
  • 今季の源田はいつも以上に守備での好プレーが目立っていたけども、それがかなりの負担になっていたのかも
  • ゲーム展開によっては引っ込めるなり、休養日を設けるなりする必要があるかも
  • 松本がまたも序盤に失点。休養明けだが変わっていない
  • 打線はこの日も14三振。7回にもう1点入っていればというところで点が取れない

7月30日 vsソフトバンク9回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 1 1 1 0 2 1 0 0 0 6
H 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

先発投手 L・與座 H・板東

スタメン 8鈴木、2森、3山川、4外崎、5中村、DH栗山、7スパンジー、9木村、6源田。

試合経過

初回に山川のタイムリーで先制をすると、2回スパンジー、3回森にソロが飛び出しリード広げると、5回にも森に2打席連続の2ランで5回までに5-0と主導権を握ります。

先発の與座は4回に無死2・3塁のピンチを迎えますが後続を打ち取り無失点で切り抜け5回まで投げきると、佐野、平井、森脇の無失点リレーでソフトバンク打線を完封。

結局6−0で快勝し、與座は先週のプロ初勝利に続く2勝目を挙げました。

戦評メモ

  • 待ちに待った森の復調が勝利の要因
  • 今季の打線がイマイチ爆発しない要因が森の絶不調だっただけに明るい材料
  • スパンジーがあとシングルヒットでサイクルも達成ならず。しかしソフトバンク戦はよく打つ
  • 前回は勝たせてもらったような感じだったが與座が、この日は自らのピッチングで勝った
  • 2番手の佐野が左を並べたソフトバンク打線を無難に抑えたのは収穫
  • 森脇は点差がある展開やビハインドなら任せられる
  • 平井の精神的リハビリもできたかな

7月31日 vsソフトバンク10回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 0 0 3 0 0 1 0 0 0 4
H 0 0 4 0 0 1 0 0 X 5

先発投手 L・ニール H・東浜

スタメン 8鈴木、2森、3山川、4外崎、5中村、DH栗山、7スパンジー、6源田、9川越。

試合経過

3回に山川のソロ、中村の2ランで3点を先制しますが、先発ニールがその裏に今宮、中村晃、栗原のタイムリーで3-4と逆転を許します。

6回に嘉弥真からスパンジーがソロを放ち同点に追いつきますが、直後に明石に決勝ソロを打たれると、打線はソフトバンクのリリーフ陣の前に沈黙。ニールの連勝がついに13で止まりました。

戦評メモ

  • ニールの連勝がついに止まるも、あまり連勝が続きすぎると変なプレッシャーが出てくるので、ここいらで止まってよかったかも
  • ただやっぱり、3点を先制したうえでニールで負けるのはダメージが大きい
  • スパンジーの嘉弥真からの1発は左の変則から打ったという点で価値あり
  • 前日大活躍の森が4タコと、まだ完全復活とはいえない感じ
  • 鈴木将平がソフトバンク戦になってからブレーキも守備での貢献が大きいので外せない

8月1日 vsソフトバンク11回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
H 3 0 1 0 0 0 0 0 X 4

先発投手 L・本田 H・石川

スタメン 7スパンジー、2森、3山川、4外崎、5中村、DH栗山、6源田、9川越、8鈴木。

試合経過

初回に栗原の3ランで先制をされると、3回には柳田にタイムリーを打たれ4点を追う展開に。

打線はソフトバンク先発の石川の前に13三振。安打もスパンジーの1本のみとプロ完封を許し0-4と完敗。連敗でついに借金1となりました。

戦評メモ

  • 石川の前に完敗で、この日も二桁三振
  • 本田は点を取られたイニング以外はよかっただけに、初回の栗原の3ランが悔やまれる
  • 疲労が回復してきたのか源田が7番まで打順が上がってきた
  • ついに鈴木が1番を外れ9番に。代わってスパンジーが再び1番に
  • 収穫は勝ちパターン以外のリリーフ陣ががんばったことだけ
  • 前日の負けを引きずった感じの敗戦

まとめと次カードの展望

苦手のPayPayドームとはいえ、負けたゲームは負け方がよくないゲームばかり。

特に打線が援護した今井とニールが先発したゲームは勝っておきたかったことろ。

ニールも今年のピッチングだといつ負けてもおかしくなかったので、そろそろ止まることかなというのは毎回感じていました。一旦途切れてたことでプレッシャーから開放され、また仕切り直して昨年のようなピッチングを見せてほしいところです。

源田が疲労のため打順が降格し、その分全員がひとつ打順が繰り上がるという奇策も機能せず。不振の森が1試合だけ爆発するも、その後の2試合はまた沈黙。。

そしてソフトバンクの長谷川がコロナに感染したということで6戦目が中止になりましたが、今の状況だと逆に中止になってよかったかも(もちろんコロナでというのは複雑な心境ですが)。

ついに借金も1になり、ソフトバンクとは4ゲーム差に広げられる始末で、今が辛抱のしどころもなかなか光が見えてきませんね。

さて次カードは札幌での日本ハム戦。

またまた遠征が続くので不振の打撃陣の調整が難しく、ソフトバンク戦のようなゲームが続きそうですが、ここは本当に投手陣にがんばってもらわないといけません。

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山端一弥

大阪市阿倍野区の税理士です。 税理士事務所での10年間の修行を経て独立開業しました。 このブログは税務・会計・IT・趣味などについて「少しでも誰かの役に立てれば」という思いで書いています。 詳しいプロフィールはこちら