最下位オリックスを叩いた勢いで首位ソフトバンクにぶつかる!
という公算もぶつかる直前に足を踏み外して勢い不足に。
それでもなんとか首の皮一枚つながりました。
目次
9月8日 vsオリックス13回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
B | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
L | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | X | 2 |
先発投手 L・髙橋光成 B・山本
スタメン 4外崎、6源田、7栗山、DH山川、5スパンジー、3メヒア、9川越、2岡田、8金子。
試合経過
スコアレスで迎えた5回、1死2・3塁のチャンスを作り岡田の内野ゴロの間に1点を先制すると、6回にも山川のタイムリーで2点をリードします。
先発の髙橋光成は相手エースの山本由伸に負けず劣らずの好投で8回まで無安打無失点。9回に代打西野に中前に弾き返され快挙は逃しますが堂々の1安打完封。2-0で投手戦をものにしました。
戦評
やっぱりライオンズの背番号13にはノーノーが似合わないのか。あとアウト3つだったんですがね。先週も6回までノーノーでしたから今度こそという期待もありました。
これで髙橋光成は2試合連続の好投。これは覚醒したといっていいのかまだ半信半疑ですが、ここにきての完封勝利は大きい。しかも相手が山本由伸ですからね。山本由伸に勝とうと思ったらよくやって2点までの内容が求められます。この重圧にも打ち勝ちました。
打線は少ないチャンスを活かしました。先制した場面では岡田も必死に食らいついて、スパンジーも判断よくスタートを切りました。相手からしたらこういう点の取られ方がダメージがデカイ。2点目も源田が走ってチャンスを作り山川の軽打。何としても1点を取ろうという気持ちが見えました。
前回の対戦に続き山本由伸相手に勝利。しかも今回はついに黒星をつけました。やっぱり週頭を勝つとその週はいけるんじゃないかという気になりますからね。この1勝は大きいですよ。
9月9日 vsオリックス14回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
B | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 |
L | 5 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | X | 13 |
先発投手 L・内海 B・田嶋
スタメン 4外崎、6源田、7栗山、DH山川、3メヒア、5スパンジー、8金子、2柘植、4山野辺。
試合経過
1点を追う初回、メヒアとスパンジーのタイムリーなどで一挙5得点で逆転すると、2回にも外崎のソロ、スパンジーの2ランなどで4得点をあげ、序盤から一方的な展開になります。
大量援護をもらった先発の内海は4回に5連打を浴びるなど4回までで4失点。打球が直撃したこともあり降板しますが、2番手の十亀が好リリーフで流れを渡さず。
8回にもスパンジーがこの日6打点目となるタイムリーなどでダメ押しの4点を取り、結局13-5で大勝。3連勝で4位に浮上しました。
戦評
オリックスの先発が田嶋ということで、こんな展開になるとは思いもしませんでしたね。
8回にダメ押しがもう少し早ければというのはぜいたくですかね^^;
しかしスパンジーは打つときは本当によく打つ。サイクルヒットはならなかったものの3安打うち1本塁打で6打点。つい最近もサイクル未遂があったような気がしますが。。
3塁打が多く固め打ちすることが多いので、サイクルはそのうちやりそうですよね。
開幕当初は1番を期待されるも三振の山を築いておりましたが、気がつけば打率も.287と3割も目前で三振の数も減ってきました。
うまく日本の野球に順応してきましたね。たまに守備でやらかしますが、一生懸命なプレースタイルは観てて楽しいですし、本当にいい外国人を連れてきましたね。
内海は援護をもらいすぎて逆に投げにくかったのかな。ちょっと投げ急いで集中打を浴びましたが、ジョーンズは抑えましたのでね^^;
次回に期待です。
なにはともあれ今季初登板の十亀に勝ち星がついてよかった。
9月10日 vsオリックス15回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
B | 0 | 6 | 0 | 4 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 12 |
L | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 4 |
先発投手 L・平井 B・竹安
スタメン 4外崎、6源田、DH栗山、5山川、3メヒア、7スパンジー、2森、9戸川、8金子。
試合経過
初回に栗山のタイムリーなどで2点を先制しますが、直後の2回に先発の平井が自らのエラーなど4安打で6点を失うと、4回には2番手の武隈も4失点で一方的な展開に。
打線も初回の勢いはどこへやら、スパンジーの2戦連発など11安打を放ちますが4点どまり。大敗を喫し連勝は3でストップしました。
戦評
初回は前日の勢いそのままのゲームでしたが。。
初回の攻撃に少し気持ちのゆるみが見られたような気がします。2点と取ってなお無死2塁。制球が定まらないオリックス先発の竹安から山川が3-0から中飛。まだこれは進塁打になったからよかったのですが、続くメヒアも3-0から打って遊ゴロ。ここでもう1点入っていたら違った展開になっていたと思うのですがね。
一方的な展開になったものの、次の福岡での移動ゲームということを考えれば、勝ちパターンのリリーフは温存できたし、それほど疲弊しなかったのは幸い。大敗しても接戦で負けても1敗は1敗ですからね。
9月11日 vsソフトバンク12回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
H | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | X | 4 |
先発投手 L・ニール H・ムーア
スタメン 4外崎、6源田、5スパンジー、DH山川、2森、3メヒア、7高木、9熊代、8金子。
試合経過
2点を先制された直後の4回にメヒアの2ランですぐさま追いつきますが、先発のニールがデスパイネに失投を運ばれ再び追いかける展開に。
しかし打線がソフトバンク先発のムーアを打ち崩せず、逆に8回にデスパイネのタイムリーでリードを広げられると、ソフトバンクリリーフ陣の前に無得点、2-4で敗れ連敗となりました。
戦評
開幕直後の対戦ではボコったムーア。これが本来の投球なのかチャンスすらなかったですね。
メヒアの1発でこれからというときのデスパの1発。。今季のニールがよくやられている浮いた高い球でした。
まあ、それでもソフトバンク相手に7回投げて3失点なら文句はいえません。十分です。この日は打てなかっただけ。それだけです。
9月12日 vsソフトバンク13回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 1 | 0 | 4 |
H | 0 | 1 | 6 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | X | 8 |
先発投手 L・ノリン H・武田
スタメン 4外崎、6源田、7栗山、DH山川、3メヒア、2森、7高木、5呉、8金子。
試合経過
2回に髙谷のタイムリーで先制をされると3回にまたも髙谷の3ランなどで6点を失い、先発のノリンが3回7失点と大炎上。
打線は高木のプロ初本塁打や山川の通算150号など3本の本塁打が飛び出しますがすべてソロ。追い上げ虚しく4-8で敗れ3連敗を喫しました。
戦評
スパンジーが内転筋を痛めたということでスタメンを外れ、途中出場もなし。長引かなければいいのですが。。
初登板から続けて好投していたノリン。ソフトバンクからすると初物ということで期待していたんですが、試合の方は序盤で決まってしまいましたね。3回は本当に流れが悪く打ち取っていた当たりが野選になったりと、オリックス戦の大敗からイヤな流れが続いています^^;
高木のプロ初本塁打や山川の最速通算150号も空砲。おめでたい雰囲気もなかったな。
これで首位ソフトバンクとは10.5差に。残り49試合ではこの差は。。
9月13日 vsソフトバンク14回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
H | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
先発投手 L・松本 H・石川
スタメン 4外崎、6源田、7栗山、DH山川、3メヒア、7高木、5呉、2岡田、8金子。
試合経過
初回に外崎の先頭打者弾で幸先よく先制するも、その後はソフトバンクの先発の石川からチャンスを作れず防戦一方の展開に。
しかし先発の松本は再三のピンチがありながらも虎の子を1点を守りきり7回無失点の好投。最終回に増田が1死2・3塁のピンチを招きますが、なんとか後続を打ち取り1-0で辛勝。自力優勝消滅の危機を乗り切りました。
戦評
松本の力投に尽きますね。最近は本当に松本のおかげ気分良く週明けを迎えられています^^;
狭いストライクゾーンにも苦労しながら見三振を奪うという。これがでているときは松本が好調な証拠。以前は5回までのピッチャーでしたがこの日は7回も投げ、7回のピンチがなければ8回も行けた感じでした。
最後は増田がハラハラさせてくれ、逆転サヨナラも覚悟しましたがなんとかギリギリセーフ。最後は2・3塁だったのでライン際を締めていたのが勝負の分かれ目に。
今のできなら平良が抑えのほうがいいような。。
なにはともあれ松本の好投で首の皮一枚つながったかな?
まとめ
なんとか自力優勝消滅の危機からは免れましたが、それでも首の皮一枚。
このまま勢いに乗れないと現実的な目標に切り替える時期がきています。
オリックスとの3戦目の大敗で勢いにミソをつけてしまいましたね。平井云々ではなく初回の2点取った後の攻撃。あそこが優勝を狙えるチームとの差なのかもしれません。
オリックス打線の調子が上がったのかと思えば、次の千葉ロッテからは点が取れていませんらね〜。そんな状態のオリックスに12失点では。。
打つ方では調子が上がってきたスパンジーの故障が痛い。三振が多いとかなんとかいわれても打力も走力もありますからね。週明けには元気な姿を見せてほしい。
こんな記事も読まれています
山端一弥
最新記事 by 山端一弥 (全て見る)
- 2021年シーズン開幕! - 2021年3月29日
- 【青の獅子標】終戦!CS進出ならずも。。 - 2020年11月10日
- 【青の獅子標】勝負の9連戦 - 2020年11月2日
- 【青の獅子標】3連覇消滅も新たな目標へ - 2020年10月26日
- 【青の獅子標】求む。打線の奮起 - 2020年10月20日