コロナ禍で迎える2年目のプロ野球が開幕しました。
昨年は調整の難しさが影響したのか不本意に終わったライオンズ。
2021年は巻き返しのシーズンとなるのか?
目次
今季の展望
正直厳しいシーズンになりそうな予感はあります。
コロナの影響で外国人選手で来日できたのがギャレットのみで、主力のニール、メヒア、スパンジェンバーグは来日すらできていないという現状。
特に先発のニールがいないのが痛く、たださえ先発のコマが足らない状況で先発の大黒柱であるニールがいないのはキツいですね。。
今年も打線頼みの展開になりそうですが、課題は秋山の抜けた1番の穴。この穴が少なからず昨年の中軸の不振に影響があったはずですので、1番に誰がおさまるのかが山賊打線復活のカギになりそう。
まわりを見渡せば、千賀、東浜が出遅れているとはいえ相変わらず巨大戦力のソフトバンク、メジャーから復帰した田中に即戦力左腕の早川が加入し先発に厚みが増した楽天、山本山岡のダブルエースに成長著しい2年目の宮城が先発に加わったオリックスとなかなか他球団も充実しています。
西武、日本ハム、千葉ロッテは目立った補強もなく置いていかれた感じはしますが。。
今年は下手すれば昨年よりも苦しい展開になるんじゃないかと。
vsオリックス 3/26〜3/28
先発陣の奮闘
先発投手の顔ぶれからすると3連敗があってもおかしくない思っていたのですが、フタを開けてみれば2勝1敗で勝ち越しと、いい意味で予想を裏切ってくれました。
まあ何にしても先発投手ががんばってくれました。負けた浜屋も内容は苦しかったとはいえ、ゲームは壊さなかったですし、今年の投手陣は打線におんぶにだっこの状態は脱出できるのではと思わせる内容でした。
髙橋光成は山本由伸相手に堂々のピッチング。先に点を取ってもらったことで乗っていけたのでしょう。8回は普通なら継投の場面で続投。辻監督の期待のあらわれなんでしょうね。結果的にピンチを招いて降板しましたが、今年は光成中心に回るよという辻監督のメッセージ、届いたと思います。
3戦目の平井は本格的な先発転向の最初のゲーム。昨年はローテの谷間で巡ってきた先発のマウンドでしたが、今年は志願しての先発転向最初の登板で6回無失点と十分な結果を出してくれました。次も頼んます。
効果的に得点をあげた打線
打線は山賊打線全開というゲームはなかったですが、効果的な得点の取り方で流れを引き寄せました。
特に目をみはるのは3試合とも初回に得点をあげて先制して主導権を握ったところ。相手の先発が強力なだけにどうしても先に点を取りたいところで3試合ともに先制。3試合ともチャンスはそんなになかったですが、少ないチャンスを活かしてくれました。
この3連戦の打率だけを見れば.217と決して打てているわけではないですが、得点は11も取れています。森の2本のホームランはありますが、やはり少ないチャンスでしっかりランナーを進めて得点。バントもしっかり決めていました。
このあたりがオリックスとの違いでしたね。
ちょっと心配なのが栗山。開幕戦で2安打を放ち、2,000安打へ残り72本となり幸先のよいスタートをきったかと思いきや下半身のハリで2戦目3戦目と欠場しました。今年は5番を任されており打線の中軸を担っていますので、何事もないことを祈ります。
◆編集後記◆
今季はこんな感じで、昨年までのようにスコアや試合経過は書かずに感じたことを中心に書いていく予定です。よろしければお付き合いを。
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山端一弥
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