先日、京セラドームで開催されたオールスターを観戦してきました。
人生初のオールスター生観戦。球場でしか味わえない独特の雰囲気は、レギュラーシーズンとはまた違ったもので、オールスターこそテレビではなく球場で楽しむものだなと感じました。
目次
近年のオールスターには食傷気味だったが
正直、私が高校生くらいのころまではオールスターをワクワクして観ていました。
ところが、近年は交流戦によりセ・パのリーグの垣根を超えた戦いは珍しくなくなり、また、選手同士が仲良くなりすぎたのか、パ・リーグの選手のセ・リーグの選手に対する対抗心も以前のギラギラしたものがなくなっていて、興味も薄らいでしました。
ところが今年はライオンズが好調ということもあり、オールスターに7人が選手され、セ・リーグでは松坂大輔もファン投票1位で選出。
そのうえ地元大阪での開催でしたので、関西のライオンズファンにとっては今年のオールスターは特別だよなと思い、今年は観に行ってもいいかなと考えましたが、なかなか競争倍率が高く断念しておりました。
そんな中、私と同じく「税理士でブログ書いててライオンズファン」の益田あゆみさんから「チケット1枚あるんですけどいかがですか?」とお誘いが。
「ライオンズが好調で7人も出ている今年はやはり観に行きたい」というのと、ブログを拝見したりTwitterでのやりとりはあったものの、まだお会いしたことのなかった益田さんに一度お会いしたかったので快諾しました。
7月13日 全セvs全パ 第1戦 in京セラドーム
今回は一塁側の内野席からの観戦です。
普段は3塁側かレフトスタンドから観ることが多いので、このビューは新鮮ですね。
この日は開始前に野球殿堂入りの表彰式があり、松井秀喜氏、金本知憲氏、原辰徳氏が表彰されていました。
これもオールスターならではの光景ですね。
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
全セ | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 6 |
全パ | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | X | 7 |
先発は全セが松坂大輔、全パが菊池雄星とライオンズの新旧エース対決ということで、これまたライオンズファンにとってはたまらないオールスターとなりました。
ゲームは初回から動き、先頭の西武・秋山がいきなり先頭打者ホームランで先制。
このとき、私は少し席を外していたのでホームランの瞬間を見れなかったんですよね。残念^^;
それでもそのすぐ後に西武・森が3ランを打ってくれ、その瞬間には立ち会えました。
ただ松坂があまりにも打ち込まれすぎて1回で降板したのは残念でしたが。。
この日はセ・リーグも広島・鈴木、横浜・宮崎、横浜・筒香にホームランが飛び出し、合計5本のホームランが飛び交う観ている方にとっては十分楽しめたオールスターとなりました。
そして今年のオールスターはライオンズの選手が大活躍。
この日3ラン打った森が第1戦のMVPに輝けば、続く第2戦も源田がMVP。
唯一心配だったのは菊池の球速が130キロ台と普段の150キロが出ていなかったこと。
何も報道されていないので大丈夫かと思うのですが、普段そんな球は投げないので、そら2本もホームラン打たれるよなという内容でした。
何だったんでしょうか?
生観戦のオススメポイント
今年のオールスターはゲーム内容的にはおもしろいゲームでした。
ただ、オールスターはゲームだけでなくそれ以外も楽しめるポイントがあります。
ホームラン競争
ホームラン競争はゲーム開始の約1時間前から始まります。
間に合えば、このホームラン競争もぜひ観ていただきたい!
今年から方式が変わり、3分間で何本打てるかで勝敗を決め、2日間に分けてトーナメントを勝ち上がっていく方式になりました。
トーナメントが2日に分かれるので、すべての選手を見ることができなかったのは残念でしたが。
この日はオリックス・吉田正尚、ヤクルト・山田、日本ハム・中田、横浜・筒香の4名が参加。
勝ち上がったのは筒香でしたが、吉田正尚と筒香のホームランは見ごたえがありました。
この2人は運ぶように打っているので、緩い球を打つホームラン競争には向いてますね。
逆に球を潰すように打つ選手は投球の勢いを利用できないので、ホームラン競争には向いてないかもしれません。
このホームラン競争は、やはり生で観てほしいですね。
プロの打者は打球をカンタンにスタンドに、それも京セラドームの上段席に放り込みます。
特にお子さんに観せてやってほしいですね。
普段観られない選手を観られる
オールスターだと、贔屓のチーム以外の選手がたくさん観られます。
それも日本球界のトップクラスの選手たちがです。
やっぱりテレビで観てるのとは違う感覚がありますね。
私の場合、野球を観に行くとなったら京セラドームでのオリックスvs西武ばかりですから、普段テレビで観ているこの2チーム以外のパ・リーグのチームであっても新鮮な感覚がありました。
他チームのファンと一緒に応援できる
普段一緒に応援することなのない他チームのファンと応援できるのもオールスターならではです。
この日は内野席で観ていたので一緒に応援する機会はありませんでしたが、外野席はいろんなチームのファンが一体となって同一リーグの選手を応援。
普段歌うことのない応援歌を歌ったり、内野から観てても楽しそうな雰囲気が伝わってきました。
ゲーム終盤でもハラハラしない
贔屓チームのリーグが負けてもドラフトの順番が変わるだけですので、勝敗に一喜一憂しなくて済みます。
リードしている展開でリリーフ陣が出てきてもハラハラしないので、胃にも心臓にも優しいですね(ライオンズファン限定かも)。
まとめ
オールスターは現在は1年につき2試合しかないので、単純計算でいっても同じ球場で開催されるのは6年に1回です(京セラドームも6年ぶりでした)。
関東のように球団の本拠地が多い地域ならほぼ毎年のように観れるかもしれませんが、他の地域は多くても関西の2球場ですから、それほどチャンスはありません。
もし近くで開催があるのなら一度は球場に足を運ばれることをオススメします。
ちょっと残念だったのは、毎回イニング間に芸人さんが出てきて何やらイベントみたいなことやっていて間延びしてしまったこと。
5回終了時だけならいいんですが、毎回やられるとゲームの終了時間も遅くなってしまいますのでね。
◆編集後記◆
普段は比較的空いていることが多いので暑いとは感じたことがなかった京セラドーム。
ところがこの日は満員で人が多かったからなのか、ドームなのに結構暑かったですね。
それと意外とライオンズのユニを着た方が多くいて、その中には先日28戦連続現地観戦の偉業を達成された木村聡子さんも。こんなにたくさんの人がいる中で見つけてご挨拶にきていただきビックリしました。
色々と楽しめた人生の初観戦のオールスターゲーム。
お招きいただいた益田さん、ありがとうございました。
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山端一弥
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