打てなくなってくるとバットを買ってみたりと、草野球をやっているとイロイロなアイテムに手を出してしまいます。
ただ軟式野球のバットは結構いいお値段しますので、バット自体をそうそう何本も取っ替え引っ替えするわけにはいきませんが、チョットしたマイナーチェンジならお手軽なアイテムでフィーリングを変えることも可能です。
今回はそんなチョットしたアイテムをご紹介します。
目次
バットのグリップの形状
バットのグリップには色々な形状があり、大きく分けるとグリップエンドまで真っ直ぐなストレートグリップとグリップエンドにかけて緩やかに広がるフレアグリップ(いわゆるタイカップ型)に大別できます。
私は手が小さいこともあり細身のグリップが好きなので、いままではストレートグリップしか使ってきませんでした。
ところが最近のバッティングの理論が昔とは変わってきていて、前の手(左バッタの私の場合だと右手)でリードするという考え方から、後ろの手(左手)で押し込むという考え方になっています。
ただ今まで前の手でリードしていたのを急に後ろの手で押し込もうとしても、前の手に力が入ってしまい押し込むという感覚がつかめないんですよね。
そこで最近気がついたのは、その力を抜くのにフレアグリップが適しているということ。
前の手の小指にかけて広がって太くなっているため、力が入れにくいようになっています。
というわけでフレアグリップのバットが欲しくなって目に止まったのがこちらのビヨンドマックス・ギガキングのフレアグリップタイプのもの。
ただ値段が46,640円でAmazonでも安くなってないんですよね。
最近の軟式バットはお高く、しかもフレアグリップのバットは種類も少ないということで、今持っているバットにつけられるものはないかと探したところ見つかったのがこれでした。
GRIP-N-RIPとは?
これはGRIP-N-RIP(グリップリップ)といってバットのグリップに着けるゴム製のもの。
これを着けるとストレートグリップのバットもフレアグリップに変えることができます。
私が買ったのはマグナムと呼ばれるグリップエンドまで覆うタイプのもので色は黒だけ。
Amazon | グリップNリップ マグナム | Grip-N-Rip | グリップ・グリップテープ
ほかにグリップエンドまで覆わないタイプもあり、こちらは色々なカラーも選べるようになっていて、こちらがよく使われているタイプのようです。
Amazon | グリップNリップ (ブラック/レッド) | Grip-N-Rip | グリップ・グリップテープ
従来からフレアグリップに変えるアイテムはありましたが、今つけているグリップテープを剥がして装着し、その上からまた新しいグリップテープを巻き直さないといけないので手間がかかります。
このGRIP-N-RIPは今巻いているグリップテープの上から装着できるのでお手軽です。
私も愛用のルイスビルスラッガーのブラックモンスターに着けてみました。
ただお手軽といってもひとつ問題があって、これは買う前にネットで調べたきにもわかっていたことですが、装着がするのが大変なんです。。
このように口がグリップエンドよりも遥かに小さいのに、これを乗り越えてグリップ部分に装着しないといけないという。
付いている説明書きによるとガラスマイペットなどで滑りをよくしてから押し込むんですね。
私はウルオスのようなスキンミルクをGRIP-N-RIPの口に塗ってグリップエンドから押し込み、2,3回ツルンと滑って弾き返されましたが、何とか装着できました。
着けてみてどこが変わった?
着けてみて明らかに振りにくいということはなく、かといって後ろの手で確実に押し込めているという感覚もまだわかりません。
これはもっと振り込んでみないとわからないところですね。
ただ、以前よりは前の手のハンドリングはしやすくなったと感じます。
こどものころにやったバットのグリップと先っぽを持った二人が互いに逆方向に回したときに、太い先っぽを持った方がラクに回せるのと同じ原理でしょうか。
グリップが太いと少しの力でバットを操作できるんですね。
それとこれはバットを短っく持った場合、私は小指がグリップエンドにかかった感覚が好きなので短く持つのが嫌いなんですが、短く持った場合でも小指がGRIP-N-RIPにかかっているので、短く持ちながらもグリップエンドの感覚を感じられるのがいいですね。
選択肢が増えた感じです。
まとめ
今持っているバットをフレアグリップに変えたい方や、私と同じようにバットを短く持ったときにグリップエンドの感覚を感じたい方にもGRIP-N-RIPがオススメです。
バッティングってちょっとしたことで変わったりしますので、壁にぶつかった草野球人にはぜひとも試していただきたいですね。
肝心のの私の成績はまだ使って2試合ですがヒット出始めました。まあこれは他にも要因があるのですが、まずはいいスタートを切れたと思います。
◆編集後記◆
イチロー選手、引退ですか。
パ・リーグ好きな私が生でイチローを見たのは一度だけで、1996年の消化試合を当時のグリーンスタジアム神戸で観ました(清原のライオンズのユニフォーム姿を見たのもこの日が最後でした)。
当時のバッティングフォームは元ヤクルトの八重樫のようにピッチャーに正対してから振り子で打つスタイルで、3塁側から観てても明らかに正面を向いているのが印象的でしたね。
私がいうのもなんですが、28年間おつかれさまでした。
◆ラン日記◆
2019年3月20日 10.0km 50:56
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山端一弥
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