先日、同業者の人たちとソフトボールをする機会がありました。
バットとボールに触るのは十何年ぶりだったのですが、久々にチームスポーツを堪能して、あらためてチームスポーツのおもしろさを実感しました。
そこで、ふと感じたのは、こんなにチームスポーツがおもしろいと感じたのは、普段はひとり仕事をしてるからではないかと。
目次
ひとり仕事は個人競技?
ひとり仕事は、いわゆる個人競技です。
パスを出して誰かに決めてもらうということもできず、すべての業務を自分でしなければいけません。
野球なら、「ナイスボール!」「ナイスバッティング!」と声をかけ合うこともできますが、ひとり税理士では、「ナイス仕訳!」「ナイス節税!」なんて声をかけ合うこともありません(ひとり税理士でなくてもかけませんが^^;)。
孤独です。
でも、私が組織に属していた頃は団体競技だったかというと、そうでもありません。
特に税理士業界は、そんな感じがしていて、事務所によっては、ひとつの顧問先を複数の人間が担当するチーム制をしているところもありますが、多くの事務所は、ひとつの顧問先にひとりの担当者がいるということが多く、いわゆる”属人的”な仕事になりやすいです。
もちろん入力スタッフがいるので、その人たちの協力があって仕事が回っているのですが、自分だけで仕事をしている感じは否めません。
なので、ひとり仕事だから個人競技、組織に属してるから団体競技と一概にはいえないところがあります。
チームの概念を変えてみる
チームというと同じ会社や組織に属していると人たちの集まりだと感じますが、ひとり仕事を団体競技にするためには、その概念を変えないといけません。
取引先や顧問先の人たちもチームの一員として考える必要があります。
ひとり仕事だと、どうしてもひとりで戦わないといけないというイメージになりがちで、下手したらお客さまとも戦っているということになりかねません。
でもお客さまは敵ではなくてサポートすべき相手のはずで、戦うべき相手ではありません。
もし戦うように仕事をしないといけないのであれば、その人たちはもはやお客さまではないのかもしれません。
なので、仕事に関連する人たちをチームメイトとして考えれば、ひとり仕事も個人競技ではなく団体競技になるではないでしょうか。
私の場合、お客さまとは、常々対等な関係でいたいと考えていて、「お客さまが絶対だ!」「税理士の方が偉い」という関係を築きたくありません。
そういう関係性だとお互いが言いたいこと言えなくなるので、いい仕事をする自信がありません。
お客さまと対等という関係を築くためには、チームメイトと考えて仕事をする意識が大切なのだと感じています。
まとめ
先日の同業者の人たちとのソフトボールも、ほとんどが面識のない人ばかりでしたが、試合が終わったあとは、敵味方関係なく和気あいあいとなりました。
やっぱり人と関わるのはおもしろいですし、特にチームスポーツは楽しいです。
仕事でも、このような関係性を構築できるように、その仕事に関わる人たちはチームメイトなんだという意識をもって臨みたいと、あらためて感じました。
◆編集後記◆
6月にも別のメンバーでソフトボールの試合があります。
今回は思ったように動けなかったので、次回はもう少し動けるようにトレーニングしておかないといけないと感じました。
普段使っていない筋肉を動かすとあとが大変ですね^^;
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山端一弥
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