前半戦最後の3連戦はスッキリ勝って後半戦につなげたいところ。
相手は今シーズン歯車が噛み合わず最下位に甘んじている千葉ロッテということもあり、できれな全部勝ちたいところですが、炭谷さんの打率がエライことになってきました。
目次
2017年7月10日〜7月12日 対千葉ロッテ戦
7月10日
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
M | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
L | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 5 |
初戦の先発は多和田。
前回の沖縄での登板と同じく千葉ロッテ相手のピッチングで、先に3点を先制される展開でしたが、味方が追いついてくれた後は、四球ひとつのみと落ち着きを取り戻し、ようやく今シーズン初勝利となりました。
昨年も勝ち始めたのがシーズン後半でしたので、スロースターターなのかもしれませんが、ひとつ勝ったことで、これからは昨年の後半のピッチングを見せてくれるのではと期待してしまいます。
この日は、多和田が初勝利、外崎がホームラン、山川が代打でタイムリーと富士大トリオが大活躍でした。
西武は大阪桐蔭OB(中村、浅村、岡田、森)が多いですが、富士大OBも多いです。
今年、阪神のドラフト2位で入団した小野投手も富士大でしたので、4年連続の指名をするかと思っていましたが、指名しませんでしたね。
小野投手もなかなか初勝利が遠いですが、投げるボールや投球内容からするといいピッチャーですので、獲っておけばよかったのにと思ってしまいます。
7月11日
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
M | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | 6 |
L | 1 | 6 | 4 | 4 | 0 | 0 | 1 | 0 | X | 16 |
この3連戦で一番厳しいかなと思っていたのは2戦目です。
というのも千葉ロッテの先発が苦手の二木だからなんですが、今年はここまで打てていないイメージが強いです。
ここまでの対戦は、4/14の対戦で7回を投げて自責点1(降板後にメヒアの逆転2ランで勝ちはしましたが)、4/29の対戦では7回2/3を投げて自責点3で勝利投手になっています。
前回の対戦で3点を取っているとはいえ、あまり打ち込んだイメージはありませんね。
最初の対戦時のイメージが強いんですが、このときはZOZOマリンで、3点取ったときはメットライフドームでしたので、ひょっとしたらZOZOマリンよりは勝機があるかもしれません。
と思っていたら、2回までに試合の決着がついてしまいました。
栗山、山川、外崎、炭谷の4連打に極め付きは浅村の2打席連続ホームランで、2回までで7-1。
その後も攻撃の手を緩めず終わってみれば16-6の快勝となりました。
秋山3安打4打点、浅村2安打4打点に加えて、この日は炭谷が3打数3安打3打点と大爆発。
規定打席には到達していませんが打率もこの日が終わって.280となり、4番の中村の.234をはるかに凌いでいます。
だいたい毎年、打率2割前後の人がどうしたんでしょうか?
やはり岡田との併用で休養日ができたのが、いい結果につながっているんでしょうか。
8番に.280の打者がいるのは何とも頼もしい限りで。
7月12日
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
M | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 |
L | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | X | 6 |
3戦目は、新外国人ファイフの2度目の登板で、本拠地メットライフドームでの初登板となりました。
マウンドが合うかな?というところでしたが、ランナーを出してピンチもあったものの、ここぞというところで踏ん張り、何とか5回を投げて2失点と勝ち投手の権利をもってマウンドを降り、最低限の仕事はしました。
その後、大石が1点をとられたものの、牧田、シュリッター、増田の方程式が無失点で抑えて6-3と逃げ切りました。
最近の増田は吹っ切れたのか、ひと皮むけたのか、ストレートで押す投球内容が目立ちます。
下手にスライダーで逃げるより、まっすぐで押すほうが、彼にはいいですね。
最近は以前となぜか雰囲気が違って、言葉にできない安心感が感じられます。
そして、2戦目と3戦目はメヒアに代えて山川がスタメンで出場しました。
メヒアがチョット調子を崩していることと、山川が振れているので、こうなったのだとは思いますが、山川も期待に答えて貴重な追加点となるホームランを打つなど、チャンスをものにしています。
ただ彼の場合はポジションが主力の打者と被ってしまいます(ファースト、サード、DH)ので、そこが悩みのタネとなってしまいます。
ただ、あの打撃は魅力がありますので、代打でいてくれれば頼もしいですし、でも1打席だけというのももったいないですし、監督も悩みどころです。
そして炭谷さんですが、この日も3打数1安打1打点と活躍し、打率も.281となりました。
シーズン終わってどんな数字を残しているか楽しみが増えました。
前半戦のまとめ
前半戦79試合が終わって、43勝34敗2分で貯金を9作ることができました。
昨年の79試合終了時点の勝敗が、33勝44敗2分で借金11でしたから、昨年よりも貯金を20増やしていることになります。
エースの岸が抜けて先発のコマ不足が完全に解消していない中での成績ですから、よくやっていると思います。
もし岸が残留していたなら、楽天とソフトバンクとの差はもっと少なかったでしょうから、やっぱり岸の穴は大きかったですね。
12試合を7勝5敗でいくペースからは遅れたものの、13試合を7勝6敗でいくペースはクリアしていますので、このままいけばAクラスは死守できそうです。
ただ、オリックスもゲーム差が6も開いているとはいえ、チーム力が上がってきていますし、直接対決での分が悪いので、数字ほど楽なゲーム差ではないと感じます。
まあ、下を見て戦うよりは上を見て戦いたいですし、下を見て戦うとどうしても守りに入ってしまいますから、まだ上を見て戦ってほしいと思います。
そして、サウナのように蒸し暑いメットライフドームでの戦いは、選手の体調管理だけでなく、ベンチのマネジメント力も問われます。
今年の真価が問われるのは、しんどい後半戦からです。
今週の展望
オールスター明けの今週は月曜日から早速ゲームがあります。
それもヤフオクでのソフトバンク戦なので、前回の悪夢がよぎりますが、どうなりますか。
ソフトバンクの先発は、東浜、バンデンハーク、松本のようで、相変わらず厳しいゲームが予想されますねが、上位との差を詰めるには直接叩かないと縮まりません。
そして週後半は、今季相性のいい日本ハム戦ですが、油断は禁物ということで、1試合1試合大事に戦ってほしいと思います。
◆編集後記◆
お試しで草野球に参加することにしましたが、やはりランニングシューズでは滑って動きにくかったので、20年ぶりぐらいに野球のスパイクを買いました。
現役の頃のスパイクと大分変わっていて、時の流れを感じましたが、個人的には昔の黒革のスパイクが好きですね。
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山端一弥
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