【先週のライオンズ】ラスト炎獅子!炎獅子ブーストがきれたあとが心配?

炎獅子ユニフォームを纏っての戦いが先週で終了しました。

驚異的な勝率を叩き出した炎獅子ですが、これが終わった後の反動が一番怖いところ。

2位楽天との直接対決も去ることながら、そのあとの炎獅子ブーストが切れたあとの日本ハム戦も大事な戦いになります。

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目次

2017年8月15日〜8月17日 対楽天戦

落ちてきたとはいえ、まだ2位楽天とのゲーム差は5.5差。
最低でも2勝1敗、できれば3タテ。

8月15日

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
E 0 1 0 4 2 0 0 0 1 8
L 4 1 0 2 0 4 1 5 X 17

西武先発はウルフ、楽天先発は初登板のコラレス。

コラレス?誰?って感じでしたが、シーズン途中にBCリーグの富山から入団した選手とのことです。

そのコラレスが初回から大乱調で、2安打5四死球で4点をくれます。

これでウルフなら勝ったも同然かと思いきや、ウルフも調子がよくありません。

1点を失ったあと無死満塁でオコエに走者一掃の3点タイムリーツーベースで5−5の同点に。

追いつかれ後に、この試合から復帰した森友哉が1打席目に続いてのタイムリーツーベースで7−5と勝ち越し。

西武の森友問題は解決したようです。

ところが6回にウィーラーと枡田にソロ2発を打たれ再び7−7の同点になります。

昔から楽天とのゲームはノーガードの打ち合いになることが多いですね。

このままシーソーゲームが続くかと思いきや、6回裏に山川、永江、外崎の3発で4点を勝ち越し、その後も攻撃の手を緩めず、終わってみれば17-8と大勝しました。

この試合で嬉しかったのは、永江が4年ぶりのホームランとタイムリーを打ったことです。

かねてから守備は一級品、でも打撃が。。といわれていた彼がついに覚醒したかという働きです。

バットとボールが当たるときの角度が以前よりもいい角度になっていて、秋山のような線で打つバッティングをイメージしているのかもしれませんね。

8月16日

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
E 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
L 0 1 0 3 1 0 0 0 X 5

先発のメンツで考えると、この3連戦で一番が分が悪いのがこの試合。

西武先発は岡本洋介、楽天先発は美馬。

美馬からは今季ここまでなかなか打てていませんでしたが、2回にエラー絡みで1点を先制。

そして4回には前の試合で4年ぶりのホームランを打った永江の2点タイムリーなどで3点を追加します。

腰の張りで欠場している”おかわり”の穴を打つ方でも埋めています。

投げるほうでは、岡本洋介が6回無失点のピッチングで、シュリッター、牧田、平井とつなぎ5−0で快勝しました。

岡本洋介が美馬に投げ勝つという番狂わせといったら失礼ですが、よくやりました。

8月17日

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
E 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
L 0 0 0 0 0 0 0 0 3X 3

西武先発はエースの菊池、楽天先発は安樂と甲子園を沸かせた投手同士の投げ合いとなりました。

2回に菊池が2段モーションを指摘されました。

2段モーションというのは、投球動作が途中で一度止まるような投球モーションをいうのですが、今まで同じ投げ方をしていたのに、シーズン中にそれもゲームの途中に指摘されるとは。。

こうなると投手が同じリズムで投げるのは難しくなりますが、今年の菊池は違います。

ランナーがいないときでもクイックモーションに変えて9回を投げきりました。

クイックを多用した影響で5回あたりに足がつったそうですが、そんなアクシデントをもろともせず、9回を零封。

安樂も好投して9回表を終わって0−0の緊迫した展開に。

そうなるとご褒美は勝ち投手の権利しかありません。

9回裏ツーアウトランナーなしから、外崎のツーベースと銀仁朗の粘りの死球でランナー2人を貯めて、代打で栗山が登場します。

そして楽天3番手のハーマンからサヨナラ3ラン。今季2回目です。

炎獅子のフィナーレを飾るのにふさわしい幕切れとヒーロー。

最近は若手の台頭で少し出番が減っていた栗山ですが、ここ一番、代打でのひと振りで試合を決める。

カッコよすぎです。

2017年8月18日〜8月20日 対日本ハム戦

今季はここまで14勝2敗と相性のいい日本ハムですが、大谷が3番にどっしりと座っているのが、これまでと違うところ。

これまでの相性の良さを度外視したよさそうです。

8月18日

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
F 1 0 0 0 0 2 0 1 X 4

西武先発は野上、日本ハム先発はメンドーサ。

このところは、メンドーサから打てるようになって苦手意識がなくなってきたかなと思ったら、またやられました。

ツーシームでゴロの山を築き、チャンスらしいチャンスもなく、散発の4安打で完封負けとなりました。

そして、恐れていたとおり大谷を抑えきれませんでしたね。

3打数2安打1打点で、しかも打たれた球は甘い球ではなく、難しい球ばかりで、あれを打たれたら投げるところがないですね。

大谷のあとの中田勝負だったのですが、2安打3打点でホームランも献上してしまいました。

まあ、完敗ですね。

8月19日

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 0 0 0 2 0 0 0 0 1 3
F 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

西武先発は多和田、日本ハム先発は上沢。

この試合も1戦目に続いての投手戦となりました。

上沢もよかったんですが、それ以上にこの日の多和田はよかったですね。

打たれる気がしない感じで、大谷には2安打を許すものの、大谷の前でランナーを溜めなかったのがポイントでした。

3打席目こそ痛烈に打たれましたが、あとの3打席は打ち取っていました。

打つ方では、4回に山川が先制2ラン、外崎が3打数3安打でこの試合は富士大トリオの活躍で勝つことができました。

8月20日

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
L 0 0 0 0 0 0 1 2 0 3
F 1 0 1 0 2 2 0 3 X 9

西武先発はファイフ、日本ハム先発は上原。

ファイフは立ち上がりから苦しいピッチングで、四球2つのあとに中田にタイムリーを打たれ1点を献上。

3回にも1・2番連打のあと、大谷タイムリーを打たれ2-0。

5回も1・2番を出したあとにまた大谷にタイムリー。

6回は代わった小石が、またまた大谷にタイムリーと、大谷に打席が回るイニングはすべて得点されてしまいます。

開幕の頃のとにかくよく打つ大谷に戻っているようで、ケガの回復具合もいいんでしょうね。

西武も栗山の今週2本目のホームランもありましたが、終わってみれば3-9と完敗でした。

もう下位チームに星を落とせない時期にきていますが、大谷がスタメンで出ている日本ハムは、これまで通りにはいかないようで手強いです。

先週のまとめと今週の展望

炎獅子ユニフォームを纏っての戦いが終わりました。

24試合して20勝4敗という驚異の勝率で、球団もシーズン中にもう一度着用することを検討しているようです。

楽天との直接対決3連勝で締めくくった炎獅子シリーズ。

そしてその炎獅子ユニフォームを脱いだあとの日本ハム3連戦は少し疲れもあったのでしょうか、打線が湿りがちになってきています。

1週間で4勝2敗は上出来なんですが、首位のソフトバンクが負けないので、ゲーム差が8差に開き、残り34試合での逆転優勝のためには、直接対決は全部勝つぐらいでないと厳しくなっています。

現実的には楽天との2位争いなんでしょうが、今週の前半のヤフオクでのソフトバンク3連戦、ひとつも落とせなくなってしまいました。

それも分が悪いヤフオクで。。

◆編集後記◆
もうすぐ2歳になる娘の断乳を始めました。
断乳は母親も子どもも大変ですが、父親の私としては、子どもの気をそらせるか、子どもと夜一緒に寝るくらいしかできません。

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山端一弥

大阪市阿倍野区の税理士です。 税理士事務所での10年間の修行を経て独立開業しました。 このブログは税務・会計・IT・趣味などについて「少しでも誰かの役に立てれば」という思いで書いています。 詳しいプロフィールはこちら