先週はゴールデングラブ賞の発表や、FA権を保有している選手の動向が少しずつ明らかになってきました。
目次
中村、FA権行使せずに残留
4年契約が切れるとあって去就が注目されていましたが、残留の方向のようですね。
まあ、おかわりは大丈夫だろうと思っていましたので、それほど心配していませんでしたが、残留と聞いて安心しました。
山川などの若手が台頭してきたり、年々フル出場ができなくなっているものの、チームの顔ですからね。
同学年の栗山とともに、まだまだ健在であって欲しいです。
若獅子寮と室内練習場が建替え
ある意味長年の懸案事項だった選手寮と室内練習場がついに建て替えられます。
近年は、老朽化の上に部屋数が少ないので、新人が入寮しても翌年に次の新人が入団すると1年で退寮しなくてはならず、若手が野球に専念できる環境が整っていなかったといわれています。
清宮パパにもチクリと言われたのが効いたのかどうかはさておき。。
今年は若手の躍進がありましたが、まだまだソフトバンクのような選手層ではないわけで、ももっともっと若手の押し上げが必要です。
そういう意味では、チーム力アップのためには好材料です。
ただ、完成が2021年ということで結構先ですから、効果が実感できるのはもう少し先になりそうですね。
ゴールデングラブ賞に菊池と秋山が選出
2017年のゴールデングラブ賞に西武からは菊池と秋山が選出されました。
基本的に守備の上手い選手に贈られる賞なので秋山は当然としても、菊池が選ばれたのは結構意外な感じがしますが、幾分、投手としての成績も加味されているんでしょうかね。
他には浅村も期待されましたが、セカンドは千葉ロッテの鈴木大地が受賞しました。
確かに失策数が浅村の12に対し鈴木大地は5だったり、守備率や1試合あたりのアウトの個数も鈴木大地の方が良く、このあたりが要因でしょうか。
浅村のセカンド奥深いところからアウトにしたのもたくさんあったんですが、残念がらおよびませんでした。
ちなみにショートの源田は守備が上手い印象がありますが、実は失策数は21と楽天のウィーラーに次いでワースト2でした。
ただ、それも広い守備範囲の裏返しでもありますから、確実性が増せばゴールデングラブ賞も夢ではありません。
炭谷は残留、野上はFA権行使の見込み
炭谷は、渡辺SDが見事な火消しでFAを思いとどまらせてくれたようですね。
最初の交渉では、条件提示のみで労いの言葉もなかったようで、このままだとFA濃厚だったようですが、2回目の交渉では渡辺SDが出馬して説得してくれたようで、思いとどまってくれました。
ドラフトのくじはハズしましたが、ここはグッジョブでしたね。
もう、選手との交渉は全部SDに任せておけばいいのに。。
1年契約のようで、来年はどうなるかわかりませんが、まだ岡田と森だけでは心許ないですから大きいですよ。
来年も女房役が変わらないということで、雄星もひと安心ですね。
一方、野上は他チームの話を聞いてみたいということでFA行使のようです。
渡辺SDでも引き止められなかったようですが、宣言残留も認められるようなので、少しだけ期待したいと思います。
先週のまとめ
FA権を保有している選手の動向がある程度見えてきました。
中村、炭谷は残留で、牧田はポスティングでメジャー、野上は宣言残留は認められているものの、国内FAで他球団の話を聞いた場合は移籍するケースが多いですから、ある程度は覚悟が必要ですね。
来季も今季と同様に、投手力の整備が課題となりそうです。
◆編集後記◆
来季の日程も発表されました。
関西初見参は5/1〜3の京セラドームかほっともっとフィールドのようで、少し遅めですね。
そして5/19・20にまたほっともっとフィールドと、もう少しバラけさせてほしかったなあ。
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山端一弥
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