先週はNPB AWARDS2017が開催され、MVPやベストナインなどの発表がありました。
ライオンズファンが注目だったのはもちろん新人王だったわけですが、大方の見方どおり源田壮亮選手が選出されました。
目次
源田、新人王獲得
11月20日に行われたNPB AWARDS2017で、西武の源田が最優秀新人賞に選ばれました。
258票中252票を獲得というダントツの結果で、西武では牧田以来6年ぶりの選出です。
成績は、負担のかかる遊撃手で143試合全試合フルイニング出場し、打率.270、155安打、リーグ2位の37盗塁と文句のない内容でしたから下馬評どおりでしたね。
パ・リーグで野手が新人王に輝いたのは1998年の小関(西武)以来の快挙です。
近年は野手が獲得していないということは、なかなか入団1年目や1軍で試合に出るようになって1年目で好成績を残すのが難しかったり、投手の方が活躍が印象に残りやすいといった理由もあるんでしょうけど、そういったことを覆す源田の活躍がホントに光りました。
来年は21個あったエラーをひと桁にすることを目標とするそうで、来年のはどれだけ数字を上積みできるのか期待してしまいます。
ただ、やはり怖いのは2年目のジンクスですね。
守備と盗塁はさらなる上積みは期待できますが、相手チームも研究してくるでしょうから問題は打撃ですね。
もし打撃で苦戦したとしても、出塁率さえ上げてくれば盗塁数は量産できますので、是非とも出塁率にこだわってほしいなと思います。
今季の.317という出塁率は少し物足りないですからね。
盗塁王を獲った日本ハムの西川は.378ですから、この数字に少しでも近づけば盗塁王も見えてきます。
2年目はエラーの減少と出塁率の向上を目標にしてほしいと思います。
ベストナインに菊池、浅村、秋山が選出
パ・リーグのベストナインに投手部門で菊池が、二塁手部門で浅村が、外野手部門で秋山が選ばれました。
菊池と秋山はゴールデングラブ賞に続いての受賞で順当なところでした。
惜しくもゴールデングラブ賞を逃した浅村は、ベストナインには2年連続で選ばれ、2塁手の総合力ではやはりパ・リーグではひとつ抜けているかなという印象です。
チームの成績が良ければ、自然とベストナインの選手が増えますから、来季はこの3人に加えて、山川、外崎、金子あたりが受賞して欲しいですね(でも栗山にも頑張ってほしい)。
背番号変更
若手選手の背番号が変更になりました。
郭俊麟 12→69
豊田拓矢 19→49
南川忠亮 36→59
水口大地 00→0
外崎修汰 44→5
金子侑司 2→8
木村文紀 51→9
若い番号から数字の大きい番号になった選手もいますし、逆に数字の大きい番号から若い番号になった選手もいます。
先のアジアCSでも活躍した外崎は、辻監督が現役時代に付けていた「5」となり、来季への期待の大きさがわかります。
昨年のファームで後半からホームランを量産したときに何かイメージが変わったなと思ったのですが、まさか今年は規定打席に到達するほどの活躍をするとは思っていませんでした。
今年のライオンズを象徴するような選手のひとりですね。
木村文紀も51から9に変わりました。
今年は開幕当初はスタメンで出て、その後スタメンを外れてからも1軍にずっと帯同していましたので、首脳陣からは必要な選手という認識なんでしょうね。
投手から転向してしばらく経ち、まだひと皮むけていない印象はありますが、この背番号変更は期待の表れですから、来季のさらなる奮起が待たれます。
身体能力はかなりのものと言われてますからね。
そして、金子侑司が2番から8番にかわりました。
ひと桁からひと桁ということで、チームの方針というよりは、本人の希望でしょうか?
私がライオンズファンになってからですが、歴代の背番号8というと行沢、鈴木健、平尾、渡辺直人と金子侑司のイメージとはチョット違います。
なので新たなイメージの背番号8を作っていってほしいですね。
背番号が大きくなってしまった3人は、ある意味崖っぷちともいえます。
特に郭俊麟は1年目にソフトバンク相手に完封するなど期待されましたが、その後は鳴かず飛ばず。
来季は、登録名の呼称がカク・シュンリンからクォ・ジュンリンに変わるとのことですので、奮起してほしいですね。
幸いライオンズの外国人枠は層が薄いのでチャンスはあるはずですから。
ファン感大盛り上がり
11月23日にファン感謝イベントの「LIONS THANKS FESTA 2017」が開催されました。
私は大阪在住なので、こういったイベントには無縁の生活を送っておりますが、FacebookやTwitterのタイムライン見ていると、何やら楽しそうな様子が伺えました(寒そうでしたが)。
選手と間近で触れあえる機会はそうそうないので、寒さ以外は羨ましいですね。
イベントも外崎りんご園のりんごを外崎が販売していたり、サンシャイン外崎が登場したり(外崎ばっかりですが)と盛り上がっていたようです。
そのほか栗山家と浅村家のカレーが売っており、これ両選手のお母さんにレシピを教えてもらい、サンプルを送って味の確認を何度もしたそうです。
こだわってますね〜。
今回だけの販売だったらもったいない気がします。
最近の西武球団はファン重視の視点になってくれているようで、これが転じて選手のFA流出阻止につながってくれればと思います。
まとめ
源田選手の新人王獲得はシーズン前には予想できてなかったです。
守備と脚は通用すると思っていましたが、打撃でこれほど数字を残せるとは嬉しい誤算でした。
打球自体も当てるだけのバッティングではなく、しっかり振っての強い打球もありましたから、しっかり振るというスタイルのライオンズに入って良かったんでしょうね。
◆編集後記◆
最近、2歳の娘の食欲が旺盛になってきました。
こころなしか顔が丸くなってきたような。。
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山端一弥
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