ローテ再編で髙橋光成が裏ローテに回り、出遅れていた榎田が戻ってきて、さあ令和になって仕切り直しというところでの日本ハムとの3連戦。
色々な課題が浮き彫りになりました。
目次
5月1日 VS日本ハム 4回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
F | 2 | 0 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 |
L | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 |
先発投手 L・髙橋光成 F・堀
スタメン 7金子侑、6源田、8秋山、3山川、2森、4外崎、DH栗山、5中村、9木村。
試合経過
西武先発の髙橋光成は初回に中田、田中賢介の連続タイムリーで2点を失うと、2回に山川の12号ソロで1点を返した直後の3回、押出四球と西川の2点タイムリーで3点を失いこの回で降板。
5回には2番手の佐野が近藤に2点タイムリーを打たれ1-7とリードされると、打線は秋山の2号ソロによる反撃のみ。2-7で敗れ連敗となりました。
雑感
髙橋光成2戦連続の背信投球でした。
初回の近藤を見逃三振にとったところでいけるかと思いましたが、中田のタイムリーでこらえきれず。あそこを無失点で乗り切っていれば気持ち的にも違ったのかもしれませんが、切り替えができないまま3回の四球連発。
今季は安定しているなと書いた途端に2戦連続のKO。どうしたんでしょうか?
打線もコロコロ代わるハムの継投の前にソロ2発のみと令和最初のゲームは元気のないゲームとなりました。
そんな中でも野田が3回のロングリリーフで無安打と好投しました。辻監督が何かをつかんでくれればということでの3イニング登板。試合前にこのゲームの後ファームに落ちることが決まっていたそうですが、これをきっかけにいい状態でまた上がってくることを期待します。
5月2日 VS日本ハム 5回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
F | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 |
L | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | X | 5 |
先発投手 L・榎田 F・金子弌大
スタメン 7金子侑、6源田、8秋山、3山川、2森、DH栗山、5中村、4外崎、9木村。
試合経過
初回に日本ハム先発の金子弌大から秋山のタイムリー2塁打で1点を先制すると、4回に中田のソロで追いつかれますが、5回に秋山の3号ソロ、森の5号2ランで勝ち越すと、7回には秋山にこの日4安打目となる通算100号ソロで5-1とリードを広げます。
投げては今季初先発の榎田が8回まで投げて中田の1発による1失点のみに抑え、最後は増田が一打同点のピンチを招きますが5-3で逃げ切り、榎田が今季初勝利を飾りました。
雑感
肩の不調で出遅れていた榎田が戻ってきました。ファームでの成績を見ると不安で仕方なかったんですが、キッチリ結果を出しました。
上手くタイミングを外したフライアウトが多かったですね。しかも球数が少なく8回まで投げて103球。球数多めのピッチャーが多いライオンズの先発投手らしくない数字です^^;
ここにきて先発が一枚増えるのはホントありがたい。何とかパ・リーグが混戦のうちに先発陣を整備しておきたいところ。榎田に加え本田、相内あたりが計算できるようになれば。
打つ方は秋山ですね。完全に解凍状態といってもいいですかね。オリックス戦で猛打賞のあと無安打になったりと好不調の波がありましたが、この日のバッティングは内容もよかったです。3打席目のホームランは難しい球をいい角度でバットが出ていましたからね。
秋山の打率が現在.262。これが3割に乗ってきたら本来の秋山になったといえます。
最後は増田が炎上しかけましたが、4点差あったので気が抜けたかな?登板が3日空いてたので投げたと思うのですが、まあ抑えはリードを守りきればそれでいいんですよ。
5月3日 VS日本ハム 6回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
F | 0 | 3 | 0 | 5 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 10 |
L | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 |
先発投手 L・相内 F・加藤
スタメン 7金子侑、6源田、8秋山、3山川、2森、DH栗山、5中村、4外崎、9木村。
試合経過
西武先発の相内は2回に四球絡みで1死満塁のピンチを招き清水、近藤のタイムリーで3点を失うと、4回にも打者一巡の猛攻で4本のタイムリーを浴び4回途中8失点でマウンドを降ります。
打線は日本ハム先発加藤の前に4回まで無安打に抑えられ、反撃は5回の中村の4号ソロと9回の山川、岡田のタイムリーのみ。
3-10で大敗を喫し、またも勝率5割をきりました。
雑感
先発投手が四球連発でランナーをためて痛打を喰らう。なんか一昨日にもこんなゲームを見たような。気のせい?
ああ相内。前回登板の内容からするとある程度はゲームを作って今度こそ初勝利かと思っていたのですが。。
どうやらもう一度ファームでやり直すそうですが、相内はもうファームでやっても仕方がない。上でいかに自分のピッチングができるかというところが課題なので、何試合か相内にやるつもりでローテに入れて投げさせるしかないような気がします。
せっかく榎田が戻ってきて「さあこれから」というところだったんですが、また課題が残りました。
打線も苦手の加藤から安打も中村のソロ1本のみに抑えられ元気がありません。1・2番の不調がもろ響いたこの3連戦。秋山が復調してきたと思ったら、その前を打つ2人が沈黙だとそりゃ得点は入りません。
現地で観戦された方には苦痛なゲームだったと思います。
なんだかんだ投打に課題が残った3連戦でした。。
次カードの展望
さて次はここまで0勝4敗と勝てていない楽天との3連戦。
今回は週末の表ローテでの対戦なので今までと違ったところを見せてくれるはず。まずは浅村に打たれないことですね。
先発は先週と同じく多和田、今井、十亀でしょうか。対する楽天は美馬、安樂、近藤。まずは初戦ですね。楽天は前日の福岡での激闘延長12回からのゲームで疲れているはず。ここで勝たないと苦しいですよ。
◆編集後記◆
左手中指の固定が取れ、お風呂もビニール袋をつけずに入れるように。まだ関節がロック状態で、これ本当に元どおりに曲がるようになるのか不安があるものの、それでも右手を3本指で握ればバットを振れるようにはなってきました。
◆ラン日記◆
2019年5月2日 10.0km 53:19
連休中で生活リズムが狂っていて中々走れていません^^;
久々に10km走れたのでここからまたペースを取り戻します。
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山端一弥
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