首位ソフトバンクに勝ち越した勢いで臨んだ最下位オリックスとの3連戦。
ところが、ソフトバンク戦の死球でケガをした金子侑司が抹消されたのに続いて、ここにきて主力にケガ人が続出と試練の夏の陣を迎えることに。。
目次
8月2日 VSオリックス 16回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L | 2 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 |
B | 1 | 0 | 4 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | X | 9 |
先発投手 L・佐野 B・荒西
スタメン 8秋山、4外崎、2森、3山川、5中村、DHメヒア、7栗山、9木村、6源田。
試合経過
初回に森に12号ソロなどで2点を先制しますが、先発の佐野がその裏に1点を失うと3回には福田の内野安打で同点とされ、佐野皓大、モヤのタイムリーで2−5と逆転を許します。
しかし直後の4回。木村の犠飛と外崎の押し出し四球で1点差とすると森にこの日2本目となる満塁ホームランが飛び出し8-5と一気に逆転します。
ところがこの日も投手陣がピリッとせず、5回に内野ゴロの間に1点を失うと、西野、安達に連続タイムリーを打たれ再び8-9と逆転され、5回以降はオリックスのリリーフ陣の前にチャンスを作るもあと1本が出ず。2試合続けて打撃戦を落としました。
雑感
前日のソフトバンク戦と同じようなゲームとなりました。
前日のソフトバンク戦で右膝に死球を受けた金子侑司が骨挫傷ということで登録抹消に。折れていなかったのが幸いですが、最近調子がよかっただけに痛い離脱となりました。
そしてこの日もイヤなニュースが。。
この日9番でスタメン出場の源田が1回裏の守備から交代するというアナウンス。ハムストリングにハリがあるということで大事をとっての欠場とのこと。この日のオーダーがいつもと違っていたのはこういうことだったんですね。
金子侑司と源田がスタメンにいないということは機動力を大幅に失うということですからね〜。やばい^^;
そして十亀が腰痛で抹消となりブルペンデーになったこの日。先発は前回のブルペンデーで好投した佐野。2年前の京セラドームでも先発して勝利投手になっており、そのときのピッチングを期待しましたが3回5失点。
その直後の森のグランドスラムで一気に逆転とこのまま逃げ切りたかったのですが、2番手の平良が2イニング目に捕まってしまい、また追いかける展開に。
こんだけ打っても打っても勝てないとキツイ。。投壊に加えて故障者も出て弱り目に祟り目。
ただ秋山が2安打2四球と5打席で4度出塁。2度の得点機に絡んでいましたので、復調の兆しが見えてきたのが明るい材料。
この1敗はダメージが大きいですね。次の日は山本由伸が先発なので初戦は絶対取りたかったのでね。ソフトバンクも勝ってるし。。
8月3日 VSオリックス 17回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
B | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 4 |
先発投手 L・多和田 B・山本
スタメン 8秋山、4外崎、2森、3山川、DH中村、5佐藤、9木村、7愛斗、6山田。
試合経過
先発の多和田が初回から捕まり、モヤ、中川のタイムリーなどでいきない3点を先制されると、2回にも西野にタイムリー打たれ0-4とリードされます。
打線はオリックス先発の山本の前に8回まで散発の3安打に抑えられますが、9回に無死満塁のチャンスを作ると山川の犠飛で1点を返し反撃ムードも、代わったディクソンに後続が続かず。1-4で3連敗となりました。
雑感
やはり打ち崩せない山本由伸。多和田が序盤でセーフティーリード許してしまったことで余計にラクに投げさせてしまいました。
しかし多和田、どうしてしまったのかなぁ。前回の内容からして期待はしていませんでしたがせめて5回までは投げきる内容であってほしかった。2戦続けてブルペンデーになっているので、これ以上リリーフ陣を酷使したくなかったのですが、結局2回2/3でKO。
2番手の小石ががんばってくれたので3投手で賄えたのがせめてもの救い。今度は小石をいいところで使ってやってください。
そしてこの日も故障者発生。中村が右足の甲を痛めたとかで1打席で交代してしまいました。。金子侑司、源田に続き3人目。8月に入ってからロクなことがありませんね^^;
山本由伸から何とか9回に一矢を報い、今季初めての自責点をつけました(今ごろ?)。やはり攻略するには球数を投げさせて終盤勝負に持ち込む必要がありそう。ただテンポよく追い込まれるので、それが難しいんですよね。
このゲームの負けは想定どおりだとしても痛い3連敗。ソフトバンクがまた勝ったので6ゲーム差か。。
8月4日 VSオリックス 18回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 5 |
B | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 |
先発投手 L・ニール B・竹安
スタメン 8秋山、4外崎、DH森、3山川、7栗山、5佐藤、2岡田、9木村、6山田。
試合経過
初回に秋山の先頭打者弾で先制するもその後の無死2・3塁のチャンスを潰すと、その裏に先発のニールがモヤのタイムリーと押し出し死球で1-2と逆転されます。
2回にも吉田正尚のタイムリーで2点差になりますが、3回に山川の特大32号2ランで同点とすると、2死2塁から岡田のタイムリー2塁打で4-3と逆転します。
6回から継投に入り、2番手の平井が2死走者なしから西野のタイムリーで同点とされますが直後の7回に秋山のタイムリー3塁打で再び1点をリードすると、7回・8回をマーティンが、9回を増田が抑えて5-4で辛くも逃げ切りました。
雑感
このゲームは現地観戦してきました。娘に一緒に観に行くのを拒否られたのでボッチ観戦^^;
秋山の先頭打者弾は打球が速すぎて見えず。球場の雰囲気でホームランと確認しました(T_T)
その後に無死2・3塁のチャンスがあったんですが無得点。。山川の鋭い当たりをサードの西野好捕されたのが響きました。あれが抜けていればもっと楽な展開になっていたんですが。
しかし西野は西武戦になると活躍しますよね。その裏に逆転の口火を切るヒットで出塁し、6回にも同点タイムリー。さすが西武専用機といわれるだけのことはあります。
先制するもすぐに逆転されるというパターンは前日と同じ。ただこの日の先発は山本由伸ではなく竹安。前回やられているとはいえ今回は二度目の対戦ですし、山本由伸ほどの絶望感はありません。
というところで山川の同点2ラン。この当たりはデカかったですね。3塁内野自由席から見ていたのですが放物線の頂点が高いこと高いこと。外野の上段の席のそのまた上段まで飛び、本人も驚きの表情でした。秋山のホームランと違ってこれは目視できました^^;
そして中村の代役の佐藤龍世の2塁打のあとの岡田のタイムリー。岡田らしい右方向のへの打球で逆転とここまではよかったのですが、このあと岡田にアクシデントが起こるとは。。
1打席目に死球をくらい、守備では金的で悶絶し、そして最後はクロスプレーで左腕をやられ交代に。。
先日第3捕手の駒月を抹消したため捕手をできる人間が2人だけ。その2人がスタメンだったので仕方なくDHを解除しなければならなくなりました。これで森に何かあったらと思うと怖いですね。
昨年までは炭谷がいたのでこういう心配はなかったのですが、やはり炭谷の存在って大きいですね(その炭谷も指を骨折したとか。指に骨折は本当にツライ^^;)
岡田が抹消になってしまったら控えの捕手は1軍経験の浅い人間しかいないですからね。逆にいうとここで経験を積めるともいえますが。
先発のニールは序盤はいっぱいいっぱいでしたが3回以降は立ち直りなんとか5回3失点と格好はつきました。ところが2番手の平井が休養たっぷりのはずなのに2死走者なしから同点に追いつかれるという誤算が。
ただここから中継ぎ陣が踏ん張ってくれました。小川が吉田正尚を打ち取り、マーティンが2イニングを1死球のみに抑えたことで流れを渡しませんでした。7回の勝ち越したあとと8回に無死でのチャンスがあったのですが無得点に終わり、流れがオリックスに行きかねないところでのマーティンの好投。大きかったですね。
いつも先頭打者に四球を出して崩れるパターンが多いのですが、今回は死球はあったもののコントロールの不安はありませんでした。
なんとか最下位にオリックスに3タテされるという最悪のシナリオは回避。しかしオリックスもモヤが加入してから打線に厚みが出ましたし、何より1番の福田、2番の西野がうるさい。これでなんで最下位なのかよくわかりませんが^^;
そしてこの日は不振だった秋山と山川が活躍。山川は同点2ランに初回も西野に好捕されなければ2点タイムリーだったでしょう。秋山は先頭打者弾に勝ち越しのタイムリー3塁打、そして9回裏の吉田正尚の安打性の当たりをスライディングキャッチとこのゲームのキーマンになりました。
特にタイムリー3塁打は外の球を上手く打ちました。あのコースをあのバッティングができるのならもう大丈夫かな?
この3連戦は負け越したのもイタイですが、ケガ人が続出でこのあとの戦いに影響が出ないかが心配になる3連戦になりました。
秋山の復調が唯一の救いか。
次カードの展望
次カードは楽天との3連戦。向こうは10連戦中に加え延長12回スコアレスドローなど疲弊しているはず。ここで一気に叩いて3位の座を奪い返したいところ。
先発は今井、髙橋光成、松本航でしょうか。
対する楽天は弓削、則本昂、辛島ですかね。先日プロ初完封をした初物の弓削がどうなのか。今季は辛島は結構打っているだけに、弓削と則本昂をのどちらかは打ち崩さないと。
あとはケガ人の状態がどうなのか。岡田まで抹消になるとピンチです。
◆編集後記◆
このところ球場で観ていても、打球を見失うことが増えてきました。今回の秋山の先頭打者弾しかり8回の外崎の遊直しかり。草野球でもたまに見失うことがありますし、動体視力が弱ってきているのかもしれません(速読トレーニングはしているのですが)。
◆ラン日記◆
2019年8月5日 10.0km 53:29
朝6時の時点でも結構な暑さになっています。熱中症予防アメを舐めて日陰を探しながらのランニングで何とか熱中症を予防しています。
こんな記事も読まれています
山端一弥
最新記事 by 山端一弥 (全て見る)
- 2021年シーズン開幕! - 2021年3月29日
- 【青の獅子標】終戦!CS進出ならずも。。 - 2020年11月10日
- 【青の獅子標】勝負の9連戦 - 2020年11月2日
- 【青の獅子標】3連覇消滅も新たな目標へ - 2020年10月26日
- 【青の獅子標】求む。打線の奮起 - 2020年10月20日