【青の獅子標】鉄壁の二遊間にサマサマヤーなホーム最終3連戦

今季ホーム最後の3連戦はそれぞれ相手が違うというシーズン終盤ならではの日程。

ホームでの熱い青炎の中、二遊間の好守連発に最後はサマサマヤーで3連勝締めと最高の形でビジターでの胴上げ目指して旅立つことになりました。

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目次

9月18日 VSオリックス 25回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
B 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
L 0 1 0 0 1 0 3 0 X 5

先発投手 L・ニール B・荒西

スタメン 8秋山、6源田、2森、5中村、4外崎、3山川、DH栗山、9木村、7金子侑。

試合経過

2回に山川のタイムリーで先制すると、5回には2死1・3塁からのダブルスチールで打ちあぐねていたオリックス先発の荒西から待望の追加点をあげます。

さらに7回に外崎の25号ソロ、木村、秋山のタイムリーで3点を追加しダメを押すと、投げては先発のニールが無四球で8回まで投げて96球のテンポの良いピッチングで無失点と好投。自身10連勝で11勝目をあげました。

雑感

ニールが相変わらずの安定感で2週間前のほっともっとでのオリックス戦と同様の展開になりました。

あのときも同じく荒西との投げ合い。なかなか援護のない中でも安定したピッチングで見ていて不安がなかったですね。先頭打者を出しても併殺で終わってみれば3人で攻撃が終了しているという。

そして打たせて取るピッチングに欠かせないのが鉄壁の守り。せっかく打たせてもポロポロされたら意味ないですからね。特に外崎・源田の二遊間はこの日もいいプレーをしていました。この二遊間の守備力は昨年の二遊間の守備力より確実に上がっています(昨年の二塁手のことはもう知らん)。

辻監督になってからエラーの数が減っただけではなく、確実に守備が良くなっています。そしてこの二遊間だけでなく外野陣も中継プレーで幾多ものピンチを救ってきました。打線の破壊力に目が行きがちですが、意外と守備もいいんですよこのチーム。

と思ってエラーの数を調べたらリーグで一番エラーが多かったです^^;
でも大事なところでのエラーは減っています。エラーで負けたという試合はあまり記憶にないですからね。

ニールが投げれば負けないといわれますが、ニールが登板するのもあと1回。残りの6試合は他のピッチャーが頑張らないとね。でないとCSで勝てないので。

そして注目の首位打者争いは、吉田正尚を4タコで抑えたと思ったら森も4タコでお付き合い。変な四球合戦になるよりは勝負し合っての結果なのでこれはこれでよかったかと。

ソフトバンクが負けてマジックが6に。これで水性マーカーぐらいにはなったかな?

9月19日 VS日本ハム 25回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
F 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
L 1 0 0 0 0 1 0 0 X 2

先発投手 L・十亀 F・ロドリゲス

スタメン 8秋山、6源田、2森、5中村、4外崎、3山川、DH栗山、9木村、7金子侑。

試合経過

初回に森のタイムリーで先制するも、その後は日本ハム先発のロドリゲスの前にチャンスは作るもののあと1本が出ない展開に。

一方、先発の十亀も少ない援護にも関わらずニールのような打たせて取るピッチングで好投を続けます。

待望の追加点は6回。栗山の左中間を破る長打で一塁ランナーの山川が激走を見せリードを2点に広げると、十亀が7回0/3を無失点でまとめ、8回は小川と平井が、9回は増田が3人で締めて2試合連続の完封勝利。マジックを5に減らしました。

雑感

ニールに続き十亀も好投。十亀は前回のソフトバンク戦7回0封から14イニング無失点と人が変わったかのよう。何でもニールの調整方法を取り入れたとかで、いい相乗効果が生まれています。

これまでと違うのが球数ですね。以前なら5回で100球を超えていたのが、前回のソフトバンク戦でも7回で98球で、この日82球。もう少し援護点があれば最後までに投げさせることもできました。

そして何といっても四球の数です。前回のソフトバンク戦で1個だったのもスゴイのですが、この日はなんと無四球。これはもうもうひとりのニールですよ。まあまだ気が早いですが、この内容を次回も続けられるようだと二人目のニールと小声で言いたい^^;

これで2試合連続完封と、このところの勝ちは先発投手が好投していることによるものが多くなってきました。そうこのチームは先発がゲームを作れれば勝てるんです。打線が点を取ってくれるんですからね。

9月20日 VS楽天 21回戦

TN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
E 0 0 0 0 0 0 3 0 0 3
L 0 0 0 0 0 3 0 0 2X 5

先発投手 L・松本航 E・塩見

スタメン 8秋山、6源田、2森、5中村、4外崎、3山川、DH栗山、9木村、7金子侑。

試合経過

松本航と塩見の好投で中盤までは投手戦となりますが、ゲームが動いたのは6回。1死満塁から森のタイムリーで2点を先制すると中村の併殺崩れの間にもう1点を加え3-0とリードします。

ところが援護をもらった松本航が7回に捕まり、銀次のタイムリーで1点を返されると2番手の平良も内野ゴロと辰巳のタイムリーで2点を失い3-3の同点に追いつかれます。

そして同点で迎えた9回裏。1死1塁で代打メヒアが楽天のストッパー松井裕樹からサヨナラ2ランを放ち5-3で勝利。マジックを4としました。

雑感

レギュラーシーズン本拠地最終戦を劇的な勝ち方で締めました。

先発の松本航はこの日は奪三振が少なかったものの打たせて取るピッチングで球数もいつもより少なめ。ニール、十亀からのいい流れが続いているようでしたね。

一方打線は苦手の塩見を相変わらず打てず。5回までは本当に打てる感じがありませんでした。

そんな中での6回の攻撃。木村が出塁し、金子侑が珍しく送りバントを決め(小フライで危なったですが)、秋山源田とつないで満塁のチャンス。満塁の強い男が2人続く場面で森の先制タイムリー。首位打者のためにもこの1本は大きい。中村もボテボテながらも併殺崩れ。

そのあとまた満塁になって栗山の大飛球をセンターの辰巳がファインプレー。あれが抜けていたらこのゲーム楽勝だったでしょうね。辰巳のビッグプレーでした。

3点もらった松本。浅村を出したところでイヤな予感が。そのあと1点取られたところで平良が登板もストライクが入らない。。最近の平良はこれが多いですね。1点差に迫られるものの源田の好守で何とか2死。ここでさっきファインプレーの辰巳にタイムリーってよくできてますね^^;

延長も見えた9回裏の攻撃。松井裕樹からは中々点を取れないかなと思っていましたが先頭の山川がヒットで出塁するも代打の熊代がバント失敗。で代打メヒアのサヨナラ2ラン。打った瞬間ホームランという当たりではなかったので、あの入るまでのドキドキ感がまたたまらなかったですね。

しかし、これがもし熊代が送りバント決めていたら1塁が空いているのでメヒアは歩かされたと思うんですよ。と考えると熊代のバント失敗がむしろこのサヨナラ劇につながったのかと。

メヒアがあるかされたらあとは金子侑と秋山ですが、この2人で決められたかというと松井裕樹相手だと難しい気がします。

なので熊代ドンマイ!

残り5試合でマジック4。できればこの仙台での3連戦で決めたいところ。千葉、そして最後の仙台まで持ち越しになるということは本当にギリギリの戦いになりますからね。

次カードの展望

次は場所を仙台に変えての楽天との3連戦。やっぱり楽天戦はシンドいゲームが多いですね。

CSがかかっているので楽天も必死。楽なゲームはひとつもなさそうですね。

先発は今井、榎田、本田ですかね。対する楽天は福井、辛島、石橋といずれも苦手にしている投手ばかり。

ソフトバンクは残り6試合で、そのうち有原1試合、山本由伸2試合に当たる可能性が高いです。この3試合のうち2つは負けると仮定すれば、西武は自力で2つ勝てばいい計算になりますので、残り5試合を2勝3敗でいければOKということになりますね。

◆編集後記◆
昨年は優勝しているとはいえ、マジック4というと9年前の悪夢を思い出してしまうのがライオンズファン。一日でも早く3にしてほしい^^;

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山端一弥

大阪市阿倍野区の税理士です。 税理士事務所での10年間の修行を経て独立開業しました。 このブログは税務・会計・IT・趣味などについて「少しでも誰かの役に立てれば」という思いで書いています。 詳しいプロフィールはこちら