名物の強風だけでなく雨も気にしながらのZOZOマリンでの戦い。
ミスも続発する難しいコンディションながらも、雨も味方につけたカードなりました。
目次
7月7日 vs千葉ロッテ1回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 1 | 6 |
M | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 2 | 0 | X | 8 |
先発投手 L・髙橋光成 M・有吉
スタメン 5スパンジー、6源田、4外崎、3山川、2森、DH栗山、9木村、8川越、7鈴木。
試合経過
3回に鈴木の犠飛で1点を先制しますが、好投を続けていた先発の髙橋光成が5回に捕まり、藤岡に同点打、マーティンにも勝ち越し2点打を打たれ逆転されると6回にも安田の2ランなどで3点を失い計6失点。
7回に源田の2点タイムリーと山川のタイムリーで再び1点差に迫りますが、その裏に2番手の宮川が四球とエラー絡みで2点失うと、9回に抑えの益田を攻めて1点を返しますが反撃もここまで。痛い3連敗を喫しました。
戦評メモ
- 中村がオリックス戦の死球の影響でスタメンを外れる
- 若手の8番9番の活躍で先制
- 川越は3塁打にレーザービーム、鈴木は先制犠飛など3打数2安打
- 源田もタイムリー3塁打を含む2安打で完全復調。1番もアリ?
- 山川は強風でホームランを1本損するも2安打で打球も鋭くなってきているので復調間近
- スパンジーが5タコに痛恨の悪送球。そろそろ打順を考えたほうがいいかも
- 髙橋光成は4回までのピッチングは何だったのか?5回はせめて同点までにとどめていれば
- 宮川はエラーはかわいそうだったものの、盗塁を刺した後の四球がいけない
- 7回はマリンの強風初体験の宮川ではなく、平良か平井でもよかったのでは?
1点ビハインドも追い上げムードだっただけに3日休んでいる勝ちパターンのリレーもあり - 強風で得たチャンスを活かせたほうが勝ち、活かせなかったほうが負けた
7月8日 vs千葉ロッテ2回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 |
M | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
先発投手 L・今井 M・小島
スタメン 7スパンジー、6源田、4外崎、3山川、2森、5中村、DH栗山、9木村、8鈴木。
試合経過
初回に外崎のしぶとい内野安打で先制すると、6回にも森のソロで2点をリード。先発の今井は6四死球と制球に苦しむものの強風を味方に7回無失点と好投すると、8回平良、9回増田の完封リレーで3-0と快勝。連敗を3で止めました。
戦評メモ
- 死球でスタメンを外れていた中村がスタメン復帰も3タコ。少なからず影響ある?
- 今井がついに鬼門の6回を突破し7回無失点で待望の今季初勝利
- 強風のおかげでストレートが微妙に変化したのが効いた
- 球数も98球と6四死球のわりに少なめだったのは収穫
- 8回はギャレットではなかったのはマリンの風に慣れていないからとのこと
- 栗山が2試合連続無安打でついに打率3割をきり、少し心配
7月9日 vs千葉ロッテ3回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L | 0 | 0 | 0 | 0 | ー | |||||
M | 0 | 1 | 2 | ☔ | ー |
先発投手 L・本田 M・岩下
スタメン 7スパンジー、6源田、4外崎、3山川、2森、5中村、DH栗山、9川越、8鈴木。
試合経過
エラー絡みなどで3点を先行されますが、4回裏途中から雨足が強まり降雨ノーゲームとなりました。
戦評メモ
- この日はムード的に敗戦ムードが漂っていたので恵みの雨となった
- 中村の悪送球はやはりオリックス戦で受けた死球の影響だとか
- しばらくDHにしてスパンジーをサード、栗山レフトもありでは?
- スパンジーが1番で機能していないので下位に下げ、代わりに川越か鈴木を1番で起用してはどうか
7月10日 vs千葉ロッテ3回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 7 |
M | 2 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 |
先発投手 L・ニール M・石川
スタメン 8鈴木、6源田、4外崎、3山川、2森、DH栗山、7スパンジー、9川越、5山野辺。
試合経過
初回に山川の3ランで先制するも、直後にミスが絡んで2点を返されると、3回に井上に3ランを浴び逆転されるなど、先発のニールが打ち込まれ苦しい展開に。
ところが2点を追う8回に栗山の2ランで同点に追いつくと、9回には抑えの益田を攻めて二死満塁からまたも栗山が四球を選び7-6と勝ち超すと、最後は増田が締めて逆転勝利となりました。
戦評メモ
- 中村がまたスタメンを外れる。守備にも影響が出てきたので仕方がない
- そしてついに鈴木が1番に入り2安打。得点機にも絡む活躍
- ニールはストライクゾーンの狭さに苦しんだ感も、千葉ロッテ打線に粘られた印象。練習試合のときも打たれていたので研究されているかも
- 前日のノーゲームに続き守備の乱れで失点(最近多い)
- ここ2試合当たりのなかった栗山が同点2ランと決勝点の押し出しを選んで中村の穴を埋める活躍
- 8回のギャレットのピッチングが9回の流れを呼び込んだ
7月11日 vs千葉ロッテ4回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 4 |
M | 4 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 6 |
先発投手 L・松本 M・種市
スタメン 8鈴木、6源田、4外崎、3山川、2森、DH栗山、7スパンジー、9川越、5山野辺。
試合経過
初回に菅野と井上の2本の2ランで4点を先制されるなど2回まで5点のビハインド。3回に鈴木のプロ第1号ソロなどで2点を返すも、4回にまたも菅野にタイムリーを打たれ、先発の松本が4回6失点と精彩を欠く内容。
鈴木のタイムリーなどで終盤追い上げるも2点差に迫るのが精一杯。4-6で敗れ連勝は2でストップしました。
戦評メモ
- 先頭打者の荻野をエラーで出したことでリズムが狂ったのか松本が踏ん張れず
- ホームランのあとのレアードへの四球が余計だったか
- 序盤の援護で楽だったとはいえ、三振が12個と種市にやられた感
- この日も1番の鈴木がプロ初本塁打を含む2安打2打点と活躍。当分は1番固定でよさそう
- 森脇もビハインドの展開なら安定している
- 中村はこの日もお休み
7月12日 vs千葉ロッテ5回戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
L | 0 | 1 | 5 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 8 |
M | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 |
先発投手 L・與座 M・フローレス
スタメン 8鈴木、6源田、4外崎、3山川、2森、DH栗山、7スパンジー、5呉、9川越。
試合経過
2回に栗山のタイムリーで先制をすると、逆転された直後の3回にも外崎の逆転タイムリーと栗山の2ランで主導権を握ります。
先発の與座が苦しみながらも4回まで3失点と踏ん張りますが、プロ初勝利まであとアウト1つというところでレアードにタイムリーを打たれ無念の降板。
その後はスパンジーの2ランなどでリードを広げると、自慢のリリーフ陣で逃げ切り8-5で勝ち、このカードを3勝2敗と勝ち越しました。
戦評メモ
- 辻監督非常の決断で與座を交代
- 與座、この日は初めて援護を受けて、もう少しで初勝利だったのに残念
- 與座は登録抹消で一度ローテを離れるもよう
- 栗山が與座に初勝利の約束を果たす大活躍。2ラン含む2安打4打点2四球と全打席出塁
- 鈴木がこの日もマルチ、逆に川越はいいとこなし
- 中村はこの日もお休み。大丈夫なのか?
まとめと次カードの展望
しかし強風と雨という難しいコンディションに苦しんだカードでミスもたくさんあり、よく勝ち越したなという印象。
そんな中でも勝ちパターンのリリーフを酷使せずに勝ち越せたのは好材料。6回までにリードを奪えば勝てるという感覚は、今までに終盤になるとネガティブ思考になるライオンズファンには新鮮ですね。というよりまだ慣れていなくどこか頭の片隅に不安がありますが。。
そして1番に抜擢された鈴木が楽しみになってきました。巧打者のイメージでしたがスイングも力強く長打も狙えるトップバッターになりそうな予感。前任の秋山が最も期待している選手だけに楽しみですね。
結局このカードは栗山の勝負強い打撃で勝ち越したようなもので、死球の影響で欠場している中村の穴を感じさせない活躍でした。
ライオンズには牙がいなくても骨がいる。
さて、次カードは因縁の楽天戦。今年の楽天打線はハンパないようで、特にあの男がよく打っていますね〜。
ただ打っているのはヤツだけでないので投手陣、特に先発陣の活躍が勝ち越す条件かと。ソフトバンクに3連敗してきているのでひと頃の勢いはないかもしれませんが、壮絶な打ち合いになる予感。。
ともかくこのチームにだけは絶対に負けたくない!
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山端一弥
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