2月のキャンプインから1ヶ月が経ち、いよいよオープン戦が開幕しました。
まずは昨年のセ・リーグ優勝チームの広島カープとの2連戦。
今年のチームの課題である先発投手に不安が残る結果となりました。
目次
2018年3月3日 VS広島カープ戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
C | 1 | 1 | 7 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 10 |
L | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
西武の先発は3年目の多和田でしたが、スコアをご覧のとおりの結果でした。。
球が全体的に高かったですね。
カープ打線が強力だということもありますが、痛打された球は浮いた変化球が多かった気がします。
やはり花粉症の影響なのか、この時期の多和田は今年もピリッとしませんね。
先発の柱のひとりなので次回は結果を出してほしいですしいんですが、この日のような内容ですと開幕ローテに入れない可能性もあります。
また、リリーフ陣は1失点に抑えてはいますが、ピンチは作ってしまいましたね。
3番手ではドラ1の齊藤大将が初登板。
失点はメヒア(カープの方)のホームラン1本だけでしたが、6回のピンチでライト木村の好返球があったりと、味方の守備に助けられました。
それでも右バッターのインサイドにいい球が行っていましたので、次回の登板が楽しみです。
そして打つ方は、源田が2安打と気を吐いたのみで、連打もなく完封されてしまいましたね。
侍JAPANに招集されている秋山の代わりに1番に入った金子侑司が4タコでは、なかなかチャンスメイクもできず、得点につながりません。
オープン戦初戦は完敗で、お寒い内容でした。
2018年3月4日 VS広島カープ戦
TN | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
C | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
L | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | X | 4 |
西武の先発は高橋光成。
多和田とともに、先発の柱になってもらわなければ困る存在です。
1回は3者凡退に抑えましたが、2回は3安打と1四球で1失点。
レフト松井稼頭央の好返球で1失点で済みましたが、もっと取られていてもおかしくなかったですね。
4回には前の日と同様にカープのメヒアに2ランを打たれてしまい、結果は4回を投げて3失点とこちらもピリッとしない内容でした。
多和田と同様に、痛打されていたのは高めに浮いた球でした。
地方球場でマウンドに慣れていないということもあるんでしょうかね。
前回の千葉ロッテとの練習試合でも炎上していましたから、ちょっと心配です。
一方、この日のリリーフ陣はよかったですね。
2番手の野田は2イニングを投げて3奪三振でパーフェクトに抑えていました。
それもカープの上位打線相手ですから上々の内容です。
3番手のドラフト3位の伊藤翔も、ルーキーながら1軍キャンプに抜擢されるなど期待度の高い投手で、その期待どおりのピッチングでした。
解説の方が変化球の精度を上げないと1年を通じて通用しないと言っていましたが、ストレートは威力があり、楽しみな存在です。
中継ぎ陣は牧田が抜けたとはいえ、わりと人材豊富なので、先発でも期待したいところです。
そして、この日私が一番目を引いたのが4番手の豊田拓矢。
何か以前よりも投球フォームがダイナミックで、躍動感が出ていましたね。
こんな投げ方だったかな?と思ってしまうほどで、投球内容も1回を投げ2奪三振と3人で終えていますから、今年は何か期待したくなりました。
この調子でオープン戦で結果を残してければ、開幕1軍はあり得ます。
5番手の平井は前日に引き続いての連投でしたが、前日よりも内容はよく、1回を9球で締めていました。
打つ方では、先発マスクを被った森友哉が2安打2打点と気を吐き、捕手としても勝ち試合を作ったことを辻監督が評価していました。
その他、源田が連日のマルチ、松井稼頭央がタイムリー、永江が2安打と、前日は完封された打線ががんばって、4−3とオープン戦初勝利をあげました。
まとめ
打線はまだこの時期なので、心配はありません。
中継ぎ陣も、昨年から牧田とシュリッターがいなくなったとはいえ、何とかカバーできそうです。
問題は先発投手のコマ不足ですね。
これは昨年からの課題で、昨年のこの時期も懸念材料でした。
特に今年は昨年二桁を勝った野上がいないわけですから、昨年よりも混沌としています。
中継ぎの武隈が先発のテストをするくらいですからね。
現時点では菊池、ウルフ、十亀、新外国人のカスティーヨ、多和田、高橋光成、高木勇人が先発候補ですが、このうちの多和田と高橋光成が今回のような内容ですと、まだまだ先発のコマ不足問題は解消しなさそうです。
◆編集後記◆
昨日は暖かったので、娘を連れて自宅から少し離れたところの公園に。
それほどヒドくはないものの花粉症の症状が出てきているようで、喉の違和感と鼻づまりに加え、頭がボーっとしていました。
やっとカゼが治ったところなんですが、毎年この時期は鼻と喉の調子がよくないですね。
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山端一弥
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