税理士試験の試験会場は快適な環境とは限らない!あらゆる状況に備えよう

今年の税理士試験まで1ヶ月をきりました。

この日のために1年間を費やしてきたのに、試験当日に想定外の状況になって力を出しきれなかった、なんてこともあります。

特に試験会場や座席によっては、違和感をおぼえたり、周りの人の状況によっては気が散って力が発揮できないというこもあるでしょう。

そういう状況でも気が散らないように、たまには少しストレスのかかる環境で勉強することでストレス耐性をつけておくことをオススメします。

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目次

私が感じたストレス

私の受験時代に試験会場で経験したストレスをあげてみます。

  • 机が狭い
  • 机の高さとイスの高さのバランスが悪い
  • 直射日光が直撃だった
  • 前の人が汗臭かった
  • 机がツルツルしていて電卓が安定しない
  • 冷房が効きすぎている

私が最後に受験したのが2009年ですから、最近の試験会場の状況はわかりませんが、当時は大阪会場は大阪学院大学が受験会場であることが多かったです。

大阪学院大学の場合は、大学でよくあるタイプの横が隣の席とつながったタイプの机でしたので、奥行きはそれほどなかったですが、横の幅は結構使えますし、自分自身も学生時代に使ったことがあるタイプの机でしたので、問題を問いていてストレスはなかったです。

ただし、消費税の1年目の受験のときのことですが、たまたまその席が直射日光が背中から当たる席だったものでしたから大変でした。

消費税の試験時間は15:30からですからキツイ西日にさらされて、ノドがカラカラにり次第に体力も奪われていきました。

試験の中盤を過ぎたところで、試験監督の方がカーテンを閉めてくれましたが、ときすでに遅しで、結果はいうまでもありません。

試験開始前にカーテンを閉めてくださいと言っておくべきでした。

それ以外は不満がなかった大阪学院大学でしたが、都合が悪かったのか、一度だけ関西大学が受験会場になったことがありました。

関西大学は他にもキレイな校舎があるのに、なぜか古臭い校舎が提供されていて、幸い空調は効いていたので、ここはまだ許せました。

ひどかったのは机で、ひとり1台のタイプで横幅がそれほど使えないという欠点はあるものの、それは専門学校でも一緒だったのでガマンできましたが、机の高さとイスの高さのバランスが悪かったのです。

それもイスの方が低かったので、極端にいうとミーアキャットのような感じになり、結構しんどかったです。

あと、税理士試験は夏場の試験なので、やはり汗臭い人がいたりします。

まあ何日も風呂に入っていないというわけではないでしょうし、こればかりは体質のこともあるので「仕方ないよな〜」という感じですよね。

実際に試験が始まったら、臭いよりも問題に集中できたので、このことによる影響はなかったです。

ストレス耐性をつける勉強法

そういった細かいストレスを取り除くのは、なかなか難しいことが多いです。

直射日光が当たっているくらいなら、試験監督に開始前に申し出てカーテンを閉めてもらえばいいですが、机が狭いとか、机やイスの高さのバランスが悪いとか、前の人が汗臭いとかは何ともなりません。

なので、取り除けないものは、それに慣れるあるいは耐えるしかありません。

狭い机に備えて、たまには狭い机の上で問題を解くとか、

机とイスの高さのバランスの悪さに備えて、たまには低いイスや高いイスで問題を解くとか、

汗臭い人が近くに座ったときに備えて、何か臭うもの(くさやとか?)を置いて問題を解くとか、

エアコンの故障に備えて、空調の効いていない部屋で問題を解くとか(くれぐれも熱中症には気を付けましょう)、

冷房が効きすぎることに備えて、冷房をギンギンにつけて問題を解くとか、

電卓を叩く音がうるさい人に備えて、騒がしいところで問題を解くとか、

普段とはちょっと環境を変えた中でも力を発揮できるように、少しでいいので負荷をかけて勉強をしてみましょう。

ちなみに、私はどうしていたかというと、受験当時は上記のようなことを意識してはしていませんでした。

しかし、主に家で勉強していたのですが、当時住んでいたところはエアコンが設置できない部屋だったので、扇風機だけつけて、それも正座して問題を問いていましたので、決して快適な環境ではなかったです。

夏場なんて、答練をひとつ解いたら、正座をしていたので太ももの裏からふくらはぎの裏まで汗びっしょりになっていました。

専門学校の自習室に行ったら快適なんでしょうが、私はあまり自習室で勉強するのが好きではなかったので、直前でも自習室は使っていませんでした。

あと電卓叩きの騒音対策ですが、私の場合、テレビをつけながら問題を解いていたこともあり、騒音はあまり気になりませんでした(BGM代わりです)。

むしろ、無音の中で勉強するほうが苦手だったような気がします。

あまり集中力がないんでしょうね^^;

というように意図的にストレスのかかる環境を作っていたわけではありませんが、結果として多少は役に立ったのかなとは思います。

まとめ

試験当日に想定外のことで、焦ったり、イラッとしたりすると、やはり結果はよくありません。

あくまでも冷静になることが大切なのかなとは今でも思います。

そのためにも、チョットした想定外のことに動じないように、たまにはイレギュラーな環境で勉強してみましょう。

特に前年と試験会場が変わっている場合には気をつけたほうがいいですね。

冷静になれば、試験開始前に問題用紙の1ページ目の理論問題が、問題用紙の表紙から薄っすらと透けて見えてきます。

試験開始前から戦いは始まっているのです。

◆編集後記◆
夕方ラン(17時ごろ)をしましたが、久々のランと暑さで生命のキケンを感じました^^;
やはり、夏場は夜ランか朝ランなんでしょうね。

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山端一弥

大阪市阿倍野区の税理士です。 税理士事務所での10年間の修行を経て独立開業しました。 このブログは税務・会計・IT・趣味などについて「少しでも誰かの役に立てれば」という思いで書いています。 詳しいプロフィールはこちら