最近、高齢者の運転による交通事故が増えていますが、車を運転していると想定外の思わぬことが起こります。
そのときに、こういうことが起こるかもということを頭の片隅においておくだけでも事故を回避できるかもしれません。
目次
私が経験した想定外のこと
前を走っている車がいきなり…
これは、私が大卒後に入社した大手プレハブ販売・リースの会社を1年で辞めたあと、フリーター生活で日払いの派遣バイトをしていたころの話です。
そのころは、ほぼ平日毎日、三重県の伊賀上野にあるチョーヤの梅酒工場に行って、ベルトコンベアで運ばれてくるカゴ一杯に入った梅を大きなタンクに入れる仕事していました。
工場までは、派遣会社が用意したレンタカーで往復し、他にもバイトがいるためハイエースクラスのワンボックスカーに何人も乗っていました(人数オーバーしていたかも)。
ある日の帰り道、それは事故がよく起きることで有名な名阪国道で起きました。
下り坂を走っていたところ、前を走っていた車がいきなりスピンして、前の車と正面で向き合う形となってしまいました。
私は車間距離が短いと落ち着かないたちなので、車間距離は取っていましたが、何せ下り坂であること、人数も多く乗っていたこと、そして想定もしていなかったことが突然起きたことからビックリして一瞬判断が遅れ、ブレーキを目一杯踏みましたが間に合わず、ドカンと正面衝突。
幸いけが人はおらず、車が破損しただけで済みましたが、車も私も相当ヘコみました。
前の車がスピンした原因は、そのもう1台前を走っていた車が居眠り運転で中央分離帯にぶつかり、私の前の車の方がビックリして急ブレーキを踏んだところスピンしてしまったとのことでした。
これ以来、私は車を運転するときは、前の車がスピンする可能性があることを想定しながら運転するようにしています。
何が起こるかわからないと。
スピンした車の方が、どれだけ車間距離を取っていたかわかりませんが、その方も前の車が事故を起こす可能性があると少しでも想定していれば、結果は変わっていたかもしれません。
片側2車線の自動車道で前から車が…
これは、独立直前に勤めていた税理士事務所時代の話です。
事務所の所長と一緒に京都府の福知山市のお客様を訪問したあとの帰り道。
お昼を食べる時間がないので、マクドナルドのドライブスルーでセットメニューを買って、車内で食べながら所長が運転していました(これもチョット危ないですが…)。
舞鶴若狭自動車道につづく片側2車線の中央分離帯がある自動車道で、追い越し車線を走っていたところ、何か違和感を感じました。
前から車がこっちに向かって進んで来るのです。
片側1車線の道だったかな、いや違う逆走や!
所長は食べながら、そして私と話しながらだったので気づかず、私が「先生前!」という声で気づき、冷静に左側の走行車線に戻り事なきを得ました。
私達の車の後ろにも車が走っていましたが、後続車もなんとかかわして事故には至らず。
私は見ていなかったのですが、所長の話によると運転していたのはおじいちゃんだったそうです。
走行車同士の正面衝突なら、本当に命がなかったかもしれません。
そのころは、私の子どもが生まれて数ヶ月のころでしたのでゾッとしました。
ニュースで高齢者が高速道路を逆走という話はよく出てきますが、これ本当にありますので想定していたほうがいいです。
まとめ
車の運転をするときは、想定外のことが起きるということを頭の片隅にでもおいておけば、いざ起こったときに、冷静にとっさの判断ができます。
想定していないことが起こったときに、「えっ?」という一瞬のタイムラグが命取りになるかもしれません。
車の運転に限らず、仕事でも想定外のことは起こります。
想定外のことを想定するとキリがないので程度はありますが、いざというときの備えは大事ですね。
◆編集後記◆
車の事故はイヤな思い出ですが、こうやってブログで書くことで自分への戒めにもなりますし、読んでくださる誰かのお役に立てれば嬉しいですね。
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山端一弥
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